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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 137

 快適にシャワーを浴びて、出てくると、胡桃ちゃんと奈緒ちゃんがシャワーを浴び終わって出てきているところだった。
 胡桃ちゃんはバスタオルで体を拭いていて、奈緒ちゃんはパンティー一枚穿いて髪を乾かしていた。
「おはよう、たっくん」
「おはよう、胡桃ちゃん、奈緒ちゃん」

上半身何も身につけていない奈緒ちゃんだけど、もうこんなのもすっかり慣れっこだ。

「よく寝れた?」
奈緒ちゃんにそう聞かれた。
「おかげさまで…迷惑じゃなかった?」
女の子の中に男が一人、気になることだって多々あった。

「全然、何もなかったよ」
胡桃ちゃんが笑顔で返した。

 スリッパは増え、律ちゃんと葵ちゃんもシャワーを浴びているようだった。
 そのうち、茉莉菜ちゃんが出てくる。
 「たっくん、服はそこに。Tシャツとかは洗ってもらってあるから」
 そこを見ると、僕の着てきた服がきれいに折りたたまれていた。
 「ありがとう。何から何まで」
 「いえいえ、たいしたことじゃないよ…あと、朝食は、夕食と同じ場所だから。場所行ける?」 
「うん、大丈夫」
場所と道筋は大体覚えている。

「あと、今日の用事、朝食が終わったらたっくんを送っていってもらう、でいいかな?」
「うん、それでいいよ。ありがとう」
茉莉菜ちゃんはそう言うと、シャワールームから出て行く。

僕もそれに続いて部屋を出て、洗濯された服を着た。

 そのあと、他の人が身支度しているところにも居づらいし、僕も朝食の場所に向かった。

 その部屋に入ると、昨日の女性が皿を並べていた。

 「おはようございます。酒本拓真様」
 「おはようございます」

 僕は昨日と同じ席に座った。

 「酒本様は今日はどちらか出かけられるのですか?」

 会話のネタとして振っただけと思う。でもどこまで説明すればいいのか一瞬迷った。

 「…ええと、友達と…」

 その、オタクの聖地とされる街に行く、と説明した。
 
 「いいですね。私はまだ行ったことないのですが、たくさんメイド喫茶があるらしいですね」
「『おかえりなさい、ご主人様』というところですか?」
「はい。メイドの私がこのような話をするのは不思議に思われるかも知れませんが…」
「いえ…別に…」
「…単にそう言うところだけでなく、いろいろバリエーションがあるらしいですね。たとえば、女性を『お嬢様』と迎えてくれる執事喫茶とか、魔法学校の在校生が『先輩!』と迎えてくれるコンセプトのところとか…」

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