君の人生、変えてあげる。 14
「う、うん…」
「よろしくね」
胡桃ちゃんはそう言って、ニコッと笑った。
「なるべく早く済まそうね!」
「う、うん」
制服をシャワー室の横のロッカーの中に入れる。
胡桃ちゃんと二人で、入り口に一番近いブースに入った。
2人ではちょっと窮屈なブース。胡桃ちゃんはブラジャーとパンティー姿で、僕はパンツ姿で、入った。
「隣のブースでよかったのに…ちょっとはずかしいな…」
ちょっと、僕も興奮してきて、胡桃ちゃんの説明を全部理解できていなかったかもしれない。
「でも、私たち、もう裸見せあった仲だもんね…うれしいな」
胡桃ちゃんはそういって、言いながら、ブラジャーとパンティーを、やや中を隠しながらも素早く外した。
僕も、思い切って、といっても午前中に続きだから、それよりも抵抗感は低く、パンツを脱いだ。
改めて、最大になって上を向いたそれが飛び出す。
脱いだものやタオルを棚に置いた後、胡桃ちゃんはお湯を出し始めた。
「熱い?」
「いや、ちょうどいい」
僕たちは浴び始める。汗をかいたところや、下半身など、気になるところを自分で手でこすった。お互い、手を動かすたび、ぶつかるくらいに、近かった。
胡桃ちゃんは僕と同じくらいの身長。
はっきりとしたサイズはわからないけど、スタイルは結構いい。
…そのせいでさらに緊張が増す。
大体身体を洗えたところで、胡桃ちゃんがシャワーのお湯を止めた。
「気になるところ、触ってもいいよ…私も、触ってみたいから…」
いまさらだか、僕は、童貞だ。 胸がふくらんでからの女子の裸なんて、生で見たのは今日の午前がはじめてだ。
気になるところ、って言われても、全身、気になるよ。
「じゃあ、触るよ」
僕はまず、両手を胡桃ちゃんの両胸に当てた。
「あん…男の人って、やっぱり胸が好きなの?」
「さあ…」
「男の人がどこを見てくるかって、結構気になるんだよね」
…それは、あの水泳の授業から気になってましたけど…
「揉んでもいいよ」
そう胡桃ちゃんが言うので、少し手に力を加える。
「ん、あっ、あん…」
胡桃ちゃんが吐息を漏らす。
「ん…あぁ…たっくんのが、私のお尻に当たってる?」