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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 111

 「…ねえ、見るのは、あとでゆっくり見られるよ…スライダーの続き、やってもいい?』
 「えっ…ああ、うん」
 茉莉菜ちゃんの言葉に、律ちゃんは立ち上がり、葵ちゃんはうしろに下がった。

 「たっくん、湯舟に入って、脚を広げた感じで座って。そう…スライダーの時みたいに」

 僕がその通りにすると、茉莉菜ちゃんは、やはりスライダーの時のように、僕の脚の間に来た。

…緊張感はさっきの倍以上だ。
スライダーのときは海パンがあったが、今は何も身につけていない。
茉莉菜ちゃんのお尻が、僕のモノに当たる…

「ねぇ、たっくん…」
茉莉菜ちゃんが声をかけてくる。
「後ろから抱きしめて欲しいな…」

 僕はおずおずと、僕の両腕で、茉莉菜ちゃんの胸を抱え込むようにした…
 それは、これからそれ以上のことが始まるようにさえ思えた。こんな、みんな見ている前で…?

 「じゃあ、私は後ろに」

 もう湯舟にいた奈緒ちゃんが、後ろから、僕の背中に胸を密着させた。

「あぁ〜じゃんけん負ければよかったぁ〜」
 律ちゃんがちょっと苦笑いしながら湯舟に入ってくる。
茉莉菜ちゃんのお尻が股間に当たり、奈緒ちゃんの胸が背中に当たる…
さっきから心臓のドキドキする感じが止まらない。

「律、もうちょっと待とうか」
後ろから胡桃ちゃんの声。

待つ、って、これから何が始まるんだろう…

「たっくん…」
耳元で奈緒ちゃんが囁く。
それだけで、体がゾクゾクする…

 奈緒ちゃんはほどなく、僕の頬に唇をつけた。
 ゾクッとする。
「奈緒ちゃん…」
 その答えが返ってくる間もなく、茉莉菜ちゃんがこちらに振り返る。
 「たっくん、キスしよー」
 そう言うと、茉莉菜ちゃんはすぐに僕と唇を合わせた。

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