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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 58

「ごちそうさまです」
「樹がよくなるまで作ってやるぞー」
「すいませんねぇ」
「なに、あたしも好きでやってるから気にすんなって」
性格は男っぽいのに、意外と家庭的なんだな、梓さん。

みんな晩御飯を食べ終わり、後片付けをしに行った。
「樹兄さんは早めに休むといいよ」
「うん、ありがとう」
「私はこれで帰るから、後は皆さんに任せていい?」
「うん」
美幸ちゃんは家に帰るようだ。

「皆さんありがとうございました」
「あ、美幸ちゃん帰るんだ」
「どうもありがとう〜♪」
一年生コンビが部屋にやってきた。

「皆さんは泊まるんですよね?」
「今週はね〜♪」
なんか能天気な春田さん…
「じゃあお任せしますね」
「はーい」

部屋に3人。
…そういえば、学年は同じだけど、3人だけで一緒、ってあまりなかったな。
「歩さんたちは?」
「後片付け中。あと、これからお風呂もあるし」
熱田さんが言う。

「ホントに泊まる気満々だな」
「樹くんが心配だからね」
「はい、ありがとうございます。春田さんも熱田さんも」
「んー…樹くんさ、私たちも名前で呼んでくれないかなー?」

…そういえば、先輩たちは名前で呼んでいたけど、この二人は未だに苗字で呼んでた…なぜかは僕自身でもわからないけど。
それって不公平だよね…じゃあ。
「茜さん、と、葵さん…でいい?」
「うーん…もう一声、と言いたいけど、今はそれでもいいかな」
「これからに期待しようじゃない」
…何のことですか。

「おーい、茜、葵、風呂沸いたけど、誰から入る?」
梓さんの声が響く。

「そこはほら、先輩たちに咲を譲るのが筋でしょう」
茜さんが言う。
「それもそうだな…ということだけど」
「私もそれでいいよ」
梓さんと早紀さんも同意する。
というわけで一番風呂は歩さんと真希さんに決まる。

…待てよ、あの二人って確か…

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