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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 24

「そこに座っててね」
言われるまま、椅子に座る。

すると、会長さんがこちらに近づいてくる。
「あの、何を…」
「動いちゃダメだよ?」
会長さんは僕の目の前に来て、さらに肩に両腕を回す。
…えっ?
戸惑う僕に、会長さんは余裕の笑みを浮かべている。

そして、顔が近づき…唇が触れ、重なった。


唇が重なっていた時間は永遠のように長く感じた。
会長さんの小さな唇は柔らかくて、感触は離れた後もしばらく残っていた。
「えへへ」
悪戯っぽく笑う会長さん。
「どう?頑張れそう?」
「はい」
これでやる気すら起きなかったら、男として失格だろう。

会長さんはまだ僕の肩に両腕を回している。
目の前には、ドンと突き出た会長さんの胸。
小柄なのに、不釣合いなほどに大きく感じる。

…それを見て、僕の股間が興奮しないわけがない。
下手したらズボンを突き破りそうな感じすら抱いていた…
「ん?」
会長さんは済ました笑顔を見せる。
「あ、あの、会長さん…」
「どうしたのかな?」
「ち、近いです…」
「んー?スキンシップだよ、スキンシップ!」
いや、そんなこと言われましても…

「ふふふ…ん?」
会長さんの視線が僕の股間に向く。
そこは、見事なまでに天を向き、テントを張っていた。
「うわあ…すごいね…」
会長さんが驚いた顔をする。
でも、その後すぐに優しい笑みを浮かべて言う。
「樹くんも、男の子だもんね」

「会長さん…」
「こんなちっこくてガキみたいな私でも、ちゃんと一人の女として見てくれて…嬉しいな」
その笑顔は、さっきより艶っぽさが増したような気がした。

「そんな…会長さんは立派な人です。皆を引きつける力があって、頼りになって、カリスマ性があって…僕は、とてもじゃないけど」
「樹くん、そういうこと言うもんじゃないよ」
会長さんは、優しい表情のまま続ける。
「樹くんの一生懸命さは、私にもよく伝わってきてる。やっぱり君を生徒会役員にしてよかったと、私も、他の役員の皆も、絶対思ってるはず」
「会長さん…」

「樹くん、イイことしない?」
会長さんは、相変わらず興奮しきった僕のモノに手を伸ばし、ニコリと笑う。

「い、イイこと、って…」
「見ればわかるよ。樹くんだって、私と…?でしょ?」
会長さんも、頬を赤くして言う。

会長さんは興味津々の様子で僕の股間を擦りだす。
「うわー、すごいんだなー」
「あ、あの、そんなにされると…」
「男の人のって、こんなになるんだなー」
「…初めてですか?」
僕は思い切って聞いてみた。

「まあ…男の人のは…って言うと、変だね。その代わり、真希にはいろいろやられちゃってるんだけどね」
会長さんは少し照れながら言う。

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