生徒会日和。 198
歩さんは満面の笑みを浮かべ、僕に尋ねる。
…そう言われたら、したいことは山ほどあるんだけど、いまはそうじゃなくて…
「歩に任せるよ。どうしたい?」
「ふふっ、樹らしくないなぁ」
そう言いながら歩さんは僕のひざの上にやってきて、両手を僕の肩に回した。
「樹と、こうして、ひとつになって…お互いを確かめ合いたい…」
歩さんはそう言いながら、真っ直ぐ僕を見つめる。
二人きりだからこそ言える少し恥ずかしい、だけど正直な想い。
そして、それは僕にとっても同じ想いだった。
「ずるいよ…」
「え…っ」
「そんな事言われたら…嬉しい」
僕は歩さんを抱き寄せ、耳元で囁く。
「良いよ…おいで。」
「樹…」
歩さんが小さく、しかしはっきりと僕の名前を呼ぶ。
「歩から、入れて動いてくれる?」
たまには歩さんがリードする、そんなのもいいかなと思い、リクエストをしてみた。
「樹がそう言うなら…上手く出来ないかもしれないけど、頑張ってみる」
歩さんが腰を浮かせ、再び勃ち上がった僕自身に向け自らを導いていく。
「ああっ…すごい、元気」
歩さんが手で僕自身を包み込むと、刺激されてついピクッと反応してしまう。
「こんなに大きいと、私の中に入るかな…」
「今までだって大丈夫だったじゃないか」
「そうだよね」
歩さんはニコッと笑った。
「いくよ」
歩さんはゆっくりと僕に向け、腰を下ろし、僕のモノを中へと埋めていく。
既にお互い一回達している事もあり、歩さんの蜜壺はすんなりと僕自身を受け入れ、程なくして僕たちは一つになった。
「もう…何回も樹と一つになってるのに…この瞬間だけは、慣れないね♪」
歩さんははにかみながら、僕の上でゆっくりと腰を動かし始める。