生徒会日和。 197
「んぅ、あぁ…樹、すごい…んんっ、あぁ」
頬が紅潮して、熱い歩さんの吐息が僕のモノにかかる。
そのせいで僕自身の体も熱くなっている気がしている。
「あ、歩…」
「樹、気持ちいい?出るなら、思いっきり出していいからね?」
二つの果実で僕自身を挟み、動かす歩さんは、僕に向かって笑顔でそう言う。
その顔を見ただけで、興奮が股間に集中し、熱いものが駆け上がる。
「歩っ、出るっ!!」
僕は限界を訴えるが、歩さんは一歩も引くことはない。
僕はそのまま、歩さんに向かって大量の精液を放出する。
「わっ!…んく、んんっ…」
それは一生懸命口で受け止めようとする歩さん…しかしそれが惜しくも間に合わず、僕が出した精液が顔面にまで飛んでしまう。
「う、うわ…いっぱい、出た…樹の…」
「ご、ごめん…」
「樹が謝らなくても…私は樹にいっぱい出してほしかったんだから」
笑顔で言う歩さん。頬を白濁の液体が伝う。
笑顔でそうは言ってくれるけど、僕にはどこか申し訳なさが沸く。
手を縛られているから頬の精液を拭ってあげることもできない。
歩さんはその液体を自分の手で拭いて、部屋の棚に置かれたティッシュに手を伸ばし、後処理を行う。
何も出来ず見てるだけってのはやっぱりもどかしい。なんだか切ない。
「解いて欲しい?」
歩さんはニコニコしながら言う。その笑顔が眩しい。眩しすぎる。
そりゃ今すぐにでも…と思うところだけど、なんか今の歩さんはそれを許してくれそうにない。
このニコニコしているのがいつもは何も問題ない、すごく可愛いんだけど、今はすごく怖い。
「解いてあげるよ…でもちょっとだけ待ってね」
歩さんは僕の頭上に…そして顔を近づけ、唇を重ねた。
すぐに歩さんの舌が侵入し、僕のそれと絡まる。
「んんっ、んんっ…」
それだけで、さっき放出したばかりなのに僕のモノは勢いを取り戻しつつあった。
歩さんは僕と濃厚な口付けを交わしながら、僕の手を縛っていたタオルを解く。
これで自由が戻った。
…だからといってこれから歩さんに反撃…しようと思ってはいない。
歩さんだって自分がやられっ放しじゃ嫌、というのがあったからああしたのだろう。
なら、この後も歩さんの思うままに…
「もう樹の、元気になってる」
「歩、次は何がしたい?」