生徒会日和。 193
ゆっくりと片手をブレザーのボタンに伸ばす。
「歩…いい?」
歩さんはコクンと小さく頷く。
抵抗を見せないんだからそのまましてもいいとは思うけど、それだとなんだか悪い気もしたから…
「樹に、全部、して欲しい」
歩さんは小さく、そう言って微笑んだ。
それを聞いて安心した僕はブレザーとワイシャツを丁寧に脱がし、下着越しに歩さんの胸を揉む。
歩さんの豊かな胸、その柔らかな感触を両手で感じる。
「んっ、はぁ、あぁ…」
気持ちいいのか、甘い吐息を上げる歩さん。
…しかし、脱がせた瞬間はびっくりした。
身に着けていたブラは黒のレース生地…普通じゃ考えられない大人っぽいものだった。
いつもは薄い色が多くて、可愛らしいのが歩さんの…だと思っていたので大きく裏切られた感じがした。
「ねぇ、やっぱり…んっ…似合わない、かなっ?」
歩さんは快感に身を委ねながらも、不安そうな顔をして僕を見つめる。
「ううん、そんな事無いよ。」
僕は胸への愛撫を続けたまま、もう一度そっと口付けて答える。
「正直、ちょっとびっくりした。歩は…あんまりこういう格好しないと思ってたから。でも、凄く似合ってるよ。」
僕がそう言うと、歩さんは少しホッとしたのか、笑顔を見せた。
「樹だけだよ、コレ…見せるの」
「そう…か。嬉しいな」
もうちょっとだけ見ていたい気分だけど、歩さんにはもっと気持ちよくなってもらいたいから、そのブラのホックをそっと外して両手で優しく揉みしだく。
「んっ、あっ…はぁぁっ!」
歩さんは顔に玉の様な汗を浮かべながら、少しずつ高みへと登っていく。
普段見せない下着姿に触発されてしまったのか、優しくしようと思っても段々と激しくなってしまう自分が悩ましいが、お互いに火がついてしまったこの状況を止めることはできない。
僕は歩さんの胸への汗を愛撫を続けながら、秘部を隠す布地の隙間から手をそっと差し入れた。