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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 192

「茜ちゃんのクリエイティブな才能を活かすときが来たんだよ」
「そんなところで活かさなくても…僕を被害者にさせる気ですか」
「この物語はフィクションです以下略って」
「…あのですねええ」

…なんとしても全力で止めねばなるまい、あのベクトルの捻じ曲がった生徒会書記さんも。

「いいじゃない、それで朝日ちゃんも元気を取り戻してるんだから」
「いや、それとこれとは…」

朝日菜摘さん、歩さんによって救われた一年生女子。
茜さんはあの後も彼女と仲良くしているようだが、どうやら漫画好きという共通の趣味を見出して意気投合。
…それが僕の危機を引き出しているというのは何たる皮肉…

「まあいいじゃない、彼女が元気になってくれたら樹も嬉しいでしょう」
「そりゃそうですけど」
「そのためには少々の犠牲も必要…」
「じゃあ、その代わりに歩に責任とってもらおうかなぁと」
「へ?」

歩さんの身体を抱きしめたまま。
その手を、ふくよかな胸へと伸ばし、モミモミと揉み解していく。

「あぁっ!?ひゃぁあぁん」
不意の衝撃と快感に思わず歩さん、変な声が出た。
でもそれが可愛い。
「ちょっ、樹、そんな、ふぁあぁっ」
抗議の声をあげる歩さんだけど、僕はお構いなしに豊かな胸を揉み倒す。
「ああっ、あ、っ、あああぁ」
でも歩さんは抵抗する素振りは見せない。
…きっと期待していた、そもそも僕の部屋で、って言ったのは歩さんなのだから。

「歩、こっち向いて」
両手で胸の質感を楽しみながら、僕は歩さんの耳元に向かって囁く。
「ん、んんっ、あ…」
振り向いた歩さんに向かい、すぐにその可愛い唇を奪う。
歩さんもそれを期待していたのか、唇を重ねるとすぐに舌を差し出し、僕のそれと絡め合わせようとしてくる。

「んっ、ふっ、んちゅ、ん…」
歩さんの可愛い声を聞きながら、胸を揉む手に力を加えた。

そのまま歩さんの身体をベッドに倒し、その上から覆い被さる。
胸に置いた手はそのまま。やんわりと柔らかい感触を楽しむ。

「んっ、ふ…くぅ、うぅうんんんっ」
喉を鳴らす歩さん。
両手は僕の背中を掴もうとする。

「はぁ、はぁ…あ、あぁ、はぁあ」
唇を離すと荒い息遣いを感じた。
顔も仄かに赤みをさし、瞳は潤んでいる。

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