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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 19


興奮する股間を他所に、僕は扉の前で耳をそばだてる。
「ふふふ…歩、もっと鳴かせてあげる…」
真希さん、何をする気なのか。

少しして
ヴィイイイイイイイイイ
…何かの機械の音がした。
これってもしかして…

「ああああ!!!ま、真希ぃ!は、ふああああああああ!!!!!」
会長さんの切ない悲鳴のような声が響く。
「うふふ、歩ったら、エッチな子ね」
「ん、あ、っや、ひゃあああああああ!!!!!」
会長さんの声を聞くと、股間はさらに熱くなってくる…

「ひあああああああ!!!!」
会長さんの叫び声が響く。
「歩、どう?」
「い、いい!き、気持ち、よすぎて、ひゃああああああああ」

会長さんと真希さんの関係…
仲がいいのは知っていたが、これほどの…
「可愛いわ…歩…」
「ひぃいいっ、い、いっくぅうう」
…しかし、会長さん、完全に真希さんに支配させられてるような。
まあ『お子様みたいな外見の会長』と『大人の魅力たっぷりの副会長』だと、どっちが立場が上かって聞かれると、確実に後者だし…


…とにかく、中があんな状況では、部屋に入ることは出来ない。
僕は携帯の録音機能で部屋の中の出来事を録音し(はっきりと音が取れているかは不明)その場を立ち去った。
(別にこれで二人を脅すつもりはありません。あくまで個人利用?です)
再び復活した股間の興奮を収めるのにはかなりの時間を要しました。

―そして翌日、この日は練習ではなく、生徒会の会議に参加する。

会長さんや真希さんの顔を見ると、昨日の出来事のことを思い出すが、それはもう昨日のこと…しっかり気持ちを切り替えよう。

「本日の会議を始めます!」
会長さんが高らかに宣言する。
…長机の上には何か、でっかい箱のようなものが置いてある。

「あの」
「はい、樹くん」
「その箱、なんですか?」
「ふふふ、これはね、生徒会への意見や要望を入れてもらう、目安箱なのだよ!」
…そう聞くとすごいものに感じるのだが、この箱、なんかすごくお粗末だ。
しかも必要以上に黄色の折り紙が貼り付けてあって。
どこぞの地区の電車じゃないんだから。

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