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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 177

「あぁっ、い、樹っ、ダメッ、もう、私っ…」
「歩、僕も…もう…大丈夫?」
「イキたい、樹と一緒に…んっ!イかせてぇ…あんっ!」
激しく歩さんの中を犯しながら、僕はクライマックスへと向かう。
歩さんももう限界は近い。出来れば一緒に上りつめたい。

「いい、よ、樹、中に、出して…」
「歩、イッ、イクよ…!」
「あんっ、きてっ、樹の、いっぱい、出して、ぇ、んんっ!!」

「あ…歩っ!!」
その瞬間、僕は歩さんの中で果てた。
「あ、あぁ、あぁぁあーっ!!!」
僕が歩さんの中に熱いモノを送り込むなか、歩さんも身体を痙攣させて絶頂に達した。

ドクドクと熱い熱いもので歩さんの胎内を満たしていく。
「あぁ…あったかい、樹の…」
「歩…」

「私の中、樹のでいっぱいだね。幸せだよ」
歩さんはうっとりとした表情で僕を見上げる。
そう言われると僕だって幸せだ。これで幸せじゃない人はいないだろう。

「歩」
僕は歩さんの顔に近づき、唇を重ねる。
最後は熱く、長くて深いキスで。

「樹、大好き…」

「僕も、歩のこと、大好きだよ」

そう言うと、歩さんは無言で僕に抱きついた。
そんな歩さんの頭を優しく撫でる。
この瞬間が、とても幸せで、ずっと続くことを願わずにはいられない。


―それからしばらく経ち、いよいよ歩さんの受験本番がやってきた。

昼休み、僕は一人屋上に上がった。
少し肌寒いが空は一面の青空。

階段側とは死角になった壁にもたれて購買で買ったサンドイッチを食べる。

「ふぅ…」
僕が心配しても仕方のないことなんだけれど。
それでもやっぱり…

「あ、やっぱりここにいた」
後ろから声がした。

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