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生徒会日和。
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和。 170

2人はそう言いながら精液がべっとりついた僕のモノに顔を近づけ、2人がかりで舐め始めた。

「いっぱい出たもんね」
「結構濃いんだね」
…双子だけあって息が合っているというのもなんとも…

「どうだった?気持ち良かった?」
…そう言われましても、なんと返せばいいのでしょう。

「ふー、いいもの見れた見れた」
「じゃあ私らはそろそろ退散いたしますかぁ」
茉莉花さんが一度脱いだ服を着なおす。

「樹くんはこの後もお仕事?」
「う、うん…もうちょっと続けようかなぁと…」
「じゃ、頑張ってねー」
そう言って双子姉妹は生徒会室を出て行った。

「…はぁ、なんだったんだいったい…」
ドッと疲れが溜まった気がした。
いや、『その次』なんて期待してるわけが…なんて強く否定できないのが男の悲しい性ですよね…

…僕はそんなわけで残りの仕事をこなすのであった。

そういや、さっき唐突にやってきた亜里沙さんが置いていった書類は…っと。
剣道部の予算がどうのこうのって言っていたっけな。
どの部活も新体制になりだしたからこの手の書類も多くなるはずだ。

…コンコン
書類に目を通していると、ドアをノックする音が。

「開いてますよー」
そう扉に向かって声をかけると、間髪入れずにゆっくりと扉が開く。

「樹、いたんだ…」
「あれ、歩…今日は…」
「進路相談だったからね。帰る前にゆっくりしようかなって」

歩さんはニコッと微笑んで、長机にカバンを置いた。

「お疲れ様です」
「樹こそお疲れ様だよ。一人で生徒会の雑務処理、大変でしょ」
「まあ、もう慣れましたよ」

歩さんは隣の椅子に座る。
「やっぱり、樹を役員に選んで正解だったなぁ」
机に両肘つけて僕の作業を見つめる。

確かに、この半年は激動の半年だった様に思う。
突然生徒会役員に任命され、部活も始め、毎日が目まぐるしく過ぎていくけど不思議と充実している。
そして、僕の隣に歩さんがいてくれる事…これが一番大きい変化だと思う。

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