生徒会日和。 17
お互いに、ゆっくりと腰を動かし始める。
「うっ、ん、はっ、あっ、あっ」
さやか先生が小さく、小刻みなリズムで喘ぎだす。
「あっ、あっ、ふぁ、あっ、ん、あっ」
さやか先生が痛がらないように、細心の注意をしながら中へ自分自身を突き続ける。
「んっ、あん、あ、あああっ!!!うあっ!」
さやか先生の声が大きくなる。
声が大きくなると同時に、中の締め付けがいっそうきつくなり、僕のほうも耐えられなくなりそうだ。
「あああ、あああっ、んあ、はああああ」
我慢しきれず、さやか先生の中に突く速さはどんどん早くなる。
そして、限界が近くなる。
「あ、あ、あ、あ、ふあああああああああ!!!!」
さやか先生がひときわ大きい声を上げ、身体をガクン、と崩した。
後ろに倒れそうだったので、慌てて両腕で抱き寄せた。
その瞬間、僕の男根から熱いものが流れ出るのが分かった。
「樹くん…」
「さやかさん…」
「ありがと…」
激しい行為の後で、さやか先生がか細い声で言った。
「僕のほうこそ…」
お礼を言いたいです、と言おうとしたところで、さやか先生が唇を重ねてきた。
…長いキスになった。
こうして、僕の初体験が終わった。
…神聖な道場でやってしまったのは、どうかと思うのだが。
「さやか先生、ごめんなさい。」
僕は繋がったまま頭を下げた。危うくさやか先生の胸に顔を突っ込みそうになる。
「え?どうしたの?」
「さやか先生は痛かったのに、僕だけ気持ちよくなったり、それに中に…出しちゃって…」
その言葉を聞いたさやか先生は優しい微笑みを浮かべてこう言った。
「いいのよ。女は誰だって初めての時は痛いものなんだから。優しいのね。」と言って僕の頭を撫でる。
「それに…樹くんの子供なら、育ててみたいかな。」とまで言ってくれた。
「さやか先生…」
僕は申し訳ない気持ちになって、それだけを口にした。
「でも、まだ元気なのね。もっとしたい?」その言葉と共にさやか先生が軽く腰を揺らす。
その中では僕の男根が全く硬さを失わずにさやか先生の奥深くまで貫いていた。
「ん、あっ…」
さやか先生が甘い喘ぎ声を上げる。
「あっ、あっ…ほら、樹くんも…」
「は、はい」
さやか先生に言われるまま、僕は腰を動かす。
「あ、あ、ああああ、あっ!すごっ、奥まで、来てる…」
さやか先生の表情は、穏やかで、見るからに気持ちよさそうで。
先程までの痛みはないようだった。