生徒会日和。 139
「…わかりました。もう…止められませんよ。」
僕は歩さんを突いた。深く、強く。
「ああぁぁぁぁっ、く…くっ、ふぁぁ…」
「くっ…あ、歩…さ…」
「いい、いい!もっと、もっとぉぉぉ…」
周りから見れば、それはお互い快楽を貪る為だけの、乱暴で浅ましい行為に見えたかも知れない。
でも…少なくとも僕たちにとっては、『柏原歩』『穂積樹』と言う存在をお互いに刻みつける為の、神聖な行為。
そう、これは…愛する人との絆を作る為のセックス。
「んっ…ひぃっ、あっ、くぅううっ!」
顔をしかめながら、甲高い喘ぎ声を上げる歩さん。
その小さな身体に、強く、激しく、ひたすら己を打ち込み続けた。
声は次第に大きくなり、互いの身体がぶつかり合う音が響く。
「ああっ、はぁあああっ…」
…さすがに疲れ、一度休む。
これには歩さんも何も言わない。
…それに、僕にはやってみたいこともあった。
僕はマットに身体を倒し、歩さんの身体を持ち上げた。
「えっ?何?」
「歩さんも、自分で動いてくださいよ」
「えっ?ええっと…」
…この要求はちょっと早すぎたかな。
僕の上で戸惑って固まってしまう歩さん。
なら仕方ない。僕が下から突き動かす。
「あぁぁあぁっ!!!すごい、すごいのきてるぅっ!!!」
堪えきれずに歩さんの身体は大きく仰け反る。
その身体を支え、さらに中へと激しく己を打ち込んだ。
「すご…っ、あっぁぁぁぁあっ!!」
歩さんはもう声にならない声を上げ、僕のされるがままに委ねるのが精一杯の様だ。
もう限界が近いのかも知れない。
「樹く…ん、イク、イク…イっちゃうよぉぉぉ!」
「くっ…僕も…イきそうです…」
僕は歩さんに突き入れたまま少しだけ身体を起こし、もう一度歩さんを下にする。
そして、歩さんの手をしっかりと握りしめ、最後の仕上げに入る事にした。
「あっ、あっ、いい…いいっ、い…いひぃぃぃぃっ!!」
その瞬間、歩さんの感情が頂点に達した。
それに合わせる様に歩さんの秘部が一気に収縮し、命の種を絞り取ろうと僕の分身を容赦なく締め付ける。
「くっ…イク…よ、あ…歩…っ!」
僕も遂に限界に達し、歩さんの中に全てを放出した。
「あぁ…樹くんの…あったかいよ…」