驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー 10
「いいでしょう。売られた勝負(ケンカ)は買うのが我ら女海賊の掟です。リュウは誰にも渡しません!我生徒海賊会会長キャプテンジャネス、いざ、参ります!!」
ジャネスも剣と取り戦闘体勢に入ったのをリュウとディースは息を呑んで見届けていた。
「ジャネス!媚薬の効果で体がまだ…」
「大丈夫です!リュウがマリン船長に取られるとなれば話は別!私が勝ちます!」
「リュウ、ところで、あなたの…その…あっ、アソコは…どうにかなりませんの?…いくら元は女性であっても、今はアレが付いてますのよ!」
「きやぁわ!ごっ、ゴメン!すぐに、服を着るから」
そして、ジャネスとマリンの戦いが始まった。
「てりやぁぁぁぁぁぁ!!」
カキーン!
「っく!なかなかの太刀筋だな!ジャネス!」
「ふっ、私も日々の鍛錬は怠ってはいません!」
「ハハハ!それでこそ、キャプテンジャネスだ!」
そして剣の攻防は続いた。
「おーっ、ほっほっほっ!キャプテンジャネス負けることは、このディースが許しませんことよ!」
「ほら、そこよ!あっ、今ですわ!足でわき腹にキックですわよ、ジャネス!」
「……ディース、それはいくら何でも」
「「何を言ってますの!アナタの筆おろしがかかってま…」」
「…ちょっと…待ちなさいな…リュウ…あなたは本当に元は女性ですわよね?…」
「……ギクッ」