PiPi's World 投稿小説

驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー 1

僕の名はリュウ。今年の春から特別認可校海賊女子学園へ通う事になった。
何故、女子学園に男の僕が行くのかと言うと海賊女子学園の理事長が僕の母で成績が悪く進路が危ない息子を心配して僕を女装させて母さんのいる女子学園へ通わせようと言う事らしい。
ちなみに女装した時の名前もリュウそのままだ。しかも学ぶ勉強は将来海賊になるための勉強だ。
リュウは女装もバレずに無事に卒業して海賊になれるのか。

学園内の理事長室。

「はぁ、母さん。ホントに女装して海賊女子学園に通うの?」

「当たり前よ!誰のせいでこうなった!?」

「うっ…。成績が悪く進路がないから、」

「その通り。だからアナタは女装して海賊女子学園を卒業して立派な女装海賊乙女にでもなりなさい。っく、ぷぷっ、ぷぁはっはっははは!傑作ね!私の息子だけあってどう見ても普通の女子生徒にしか見えないわ。」



っくっ。返す言葉もなく僕は下向きなった。

「あぁそうそう。アナタに紹介する女子生徒がいるわ。入ってきなさい。」

ガチャ

「失礼致します。理事長。」

現れたのは長い金髪に爆乳と青い瞳の女子生徒だ。

「紹介するわね、彼女は今年三年生のジャネスよ。ちなみに生徒海賊会の船長を努めてるわ。」

そう、この学園には生徒のみで結成した生徒海賊会がある通称『生海』。
そして彼女ジャネスこそ生海の船長でキャプテン・ジャネスと呼ばれている。

「紹介するわね、息子のリュウよ。彼が新しく生徒海賊会船長キャプテンジャネスの補佐を努めてるわ。」

「畏まりました。理事長。宜しくお願い致しますリュウ副船長。」

「はぁ、宜しくおねが…………へ!?今なんと?」

「ですから宜しくお願い致しますリュウ副船長。」

「…………えーーー!ちょっ母さん!」

「口を慎みなさい!学園内では母さんじゃない!」

なぜこんな“非常識な学園”があるのか……この学園があるイングス諸島連邦王国は小国であり、常に大国からの侵略の脅威に曝されていた。だが何れの大国もこの国を完全に征服した事は無い……その理由は王国が内外の海賊らと手を組んでいるからだ。イングス海軍は別名“パイレーツイングス”と呼ばれるほどの恐れられ、帆船の建造に操船から海戦まで大国の海軍と渡り合える。しかもイングス諸島連邦王国は何故か女が王位を継承する事が多く、大国よりも女性の社会進出が進んでいる。この学園も海賊らが“海の上に男も女も関係はない”と言う他国では到底考えが及ばない元出来たのである。
こうして、海賊女子学園に通う事が決まった男の僕が女装して彼女キャプテン・ジャネスの補佐の副船長を努めていくこになった。


SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す