驀進!海賊女子学園ー Pirates of B×G ー 6
その事の発端は、ある日の海賊女子学園内での航海演習の時だった。
海賊女子学園内の航海演習とはいえ実力は本物でリュウ以外は皆、上級貴族の美少女達だか手慣れた航海演習を繰り出す。
キャプテンジャネスの檄がとぶ。
「ディース副船長!リュウ副船長!動きがおそいですよ!」
「みなさん!私、絶世の美少女副船長のディースが指揮をとっているんですわよ!しっかり働きなさい!おーほっほっほっ!」
「………ディース副船長、あいかわらずだなぁ。」
「おーほっほっほっ!リュウ副船長!何かおっしゃいまして?私の方がバストサイズ他諸々と格段と差があるのですよ!さっさと働きなさいな!おーほっほっほっ!」
……プチーン。リュウの頭の中で何かが弾けた。
「あっ、あーら。ディース副船長は身体の体格だけが大きいだけでなく声も大きいのですのね?」
「あっら〜っ、言ってくれますわね!リュウ副船長あまりでしゃばった口を開くと痛い目をみますわよ?私が皆から何と呼ばれているか知ってまして?」
「え〜、っと、東国の何たらガールでしっけ?」
「むっき〜っ!!完全に怒りましてよ!」
「「お二人とも、おやめなさい!!ディース副船長!あなた、仲間同士で揉めるヒマはありませんよ!しっかり航海演習をしなさい!」」
「キャプテンジャネス!前方より、航海演習の協力相手の女海賊レッドシャークマリン号が着てます!」
「さぁ!着ましたね!皆さん、航海演習とは言え相手は本物の女海賊レッドシャークマリンです!気合いを入れて行きますよ!我がキャプテンジャネス号の実力を見せつけましょう!」
一同「「了解!キャプテンジャネス!」」
この航海演習がリュウにとって初めての航海演習だ。緊張状態の中で女海賊同士の航海演習が始まった。
「「こほんっ、あたしは女海賊レッドシャークマリンの船長のマリンだ!たとえ海賊女子学園の生徒海賊会と言えど容赦はしないよ!全力でかかってきな!」」
荒々しく響きわたる女海賊レッドシャークマリンの船長から船の無線で聞こえてきた。
そのころキャプテンジャネス号艦内では
キャプテンジャネスは1人リュウ副船長を艦内の船長室へ招いた。
「リュウ副船長。私はアナタと『契り』を結んだ中です。私の膣内で果てた以上、私をお守り下さいね。」
「はっ、ハイ。でも、初めてで緊張してるのか手がガクガクと震えてるんだ。ジャネス。」
リュウは初めての航海演習で極限状態にいた。