腕輪 58
「さあ愛美、イクんだ!」
「ああぁ! ご主人様……イクっ! イックゥゥゥ!!」
愛美はぶるっと裸身を震わせ、勢いよく母乳を放つ。
飛び散ったミルクは辺りの調理器具や食材に付着した。
「愛美、よかったよ。じゃあ、食事の準備を続けてくれ」
「はい〜ご主人様〜」
愛美をキッチンに残し、明伸はリビングに向かう。
「お待たせ、じゃあ先輩にこれからの事を話すからこっちに来て」
そう言って明伸は美奈子を窓際のソファーに座らせた。
そして明伸と鈴香は美奈子と向き合うように座る。
「琴音と雪乃もおいで。可愛がってやるよ」
「はい」
「まず先輩には、この家にすんでむらう」
明慎の言葉に美奈子は驚いた
「な、何であんたの家に住まなきゃいけないのよ!?」
「先輩は僕の奴隷になるんだから当然でしょ。それに、先輩はもう鶴野家の人間じゃないんだし」
そう、もう美奈子は鶴野家の人間ではない。
境遇は違えど、愛美と鈴香の妹であり、高田家の一員である。
まあ、美奈子の性格からしてすぐにこの事実を受け止めるわけがない。
「う、嘘よ! だって私、子供の頃からずっとあの家にいたもの!」
「詳しい事は母さんと愛美に聞いてくれ。まあ、今はそんな事言っている場合じゃないけどね」
明伸は足に座らせている琴音と雪乃の胸を揉んだ。
「はぁ、止めてください」
雪乃は口では、こういったが、手は明伸の手を掴ん、もっと胸の奥にいざなっている