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腕輪
官能リレー小説 - 学園物

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腕輪 63


「なんか今日はうれしそうだな なんかあったのか?」

「はい 私から鈴香さんに頼んで母乳を出るようにしてもらうの」

それを聞いた明伸は怒りの表情を浮かべた。
「雪乃、すぐに鈴香を呼んで来い。」
雪乃は今までに見たことのない明伸の顔に驚きながら鈴香を呼びに行く。
鈴香が明伸の元に着いた途端、明伸から問いただされる。
「誰の許可を得て雪乃に母乳が出る薬を打ったの?」
鈴香は薬を打った時のことを話す。
「雪乃が寂しげに薬を打ってほしいと言ったので、通常の半分ほど使いました。」
明伸は雪乃にも聞こうとしたが、彼女を見て驚く。
「雪乃、どういうこと???えっ??」
なぜか、雪乃が号泣しているのだ。そんな中、雪乃は明伸の問いに答える。
「ご、ご主人様に嫌われたくなくて…」
明伸には意味が分からず、詳しく問う。
「雪乃、よくわからないから一旦、落ち着こう。」
十分後、雪乃が話せる状態になったのでみんなを集め、話を聞く。
「ご主人様、怒らないで聞いてください。最近、奴隷という立場にありながら不安を感じているのです。自分なりに業に磨きをかけても琴音ばっかり可愛がっている気がして…。私だけ他人だし…」
明伸は雪乃の話を聞き頷く。そして明伸も話し始める。
「雪乃は、ほかのみんなと比べれば血のつながりが無いかわいい奴隷だよ。でもそこまで悩んでるとは思っていなかった。いい機会だし雪乃、それにみんなにも話しておこうと思う。俺はね、将来雪乃と結婚して父さんと母さんみたいな関係を作ろうと思っていたんだ。だから母乳もその時にと思っていたんだけどね。」
鈴香、愛美、琴音が嬉しそうに話を聞く中、雪乃は驚いて固まってしまっている。


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