PiPi's World 投稿小説

腕輪
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 47
 49
の最後へ

腕輪 49

“淫乱…私が淫乱…”

美奈子は激しく動揺する、昨日までの美奈子、いや今でも頭の中の理性だけは強く否定するが、身体はその言葉を肯定するかのようにさらに強く淫らに感じてしまう。
そして、その快楽は美奈子にとって最後のよりどころである理性まで飲み込もうとしていた。
そして明伸はいよいよラストスパートをかけた。
もの凄い速さでぐいぐいと乳房を揉み回していく。パンならば生地がちぎれそうな揉み方だ。
「ああっ……ああん……だめぇ、オッパイが……オッパイが……」
(ああっ……、気持ちいい……、もっとモミモミしてぇ〜ン!)
突然頭の中から知らない声が浮かんできた。だが、美奈子にとって今の声は本音だった。
もう気持ちよくてたまらない、もっとしてほしい……。それらの感情が一気に頭の中から溢れ出して来たのだ。こうなると、美奈子が壊れるのも時間の問題である。

明伸は突き立った乳首を指先でぐいぐいと擦り潰し、引っ張った。美奈子は激しく身悶えした。

「いやあっ……ああぁ……イっちゃうう……」
「イきなよ、先輩」
明伸は思いきり乳房を鷲掴んだ。指が乳肉をえぐり、乳房の中に食い込んで見えなくなった。
乳房を潰すような、激しく乱暴な揉み方に美奈子は絶叫し、全身を震わせた。
上半身が揺れ、乳房が面白いように揺れた。美奈子は一分以上もの間、喘ぎ、絶頂に身を震わせ続けた。
「本当に先輩は感じやすいですね」
美奈子は何も答えない。いや、答える事ができなかった。
散々、乳房を弄ばれたあげく、まさかあれほど感じるとは、思ってもみなかったのだ。
でも、嫌な気分じゃなかった。むしろもっとしてほしいくらいなのだ。


「ご主人様・・・」
そこに現れたのは、スーツ姿に決めた鈴香だった。その隣には、何故かモジモジしている愛美が立っていた。
「用事を二件程済ませてまいりました……まずは、愛美と行った方から報告しますわ……さあ、愛美から言いなさいな」
もう一件の方、鶴野家の件は聞いていた明伸だが、鈴香と愛美が連れ立って行った件は知らなかった。
確かに愛美が昼頃外出したらしい事は知っていた明伸であるが、正直気にとめていなかったのだ。
鈴香に背中を軽く叩かれ促されても、モジモジして何も言おうとしない愛美。普段からハキハキと自分の意見を言う愛美・・・こんな姿は明伸も見た事は無かった。
「どうしたんだ、言ってみろ」
明伸に促されて漸く、愛美はおずおずと口を開いた。
「・・・私も鈴香お姉様も・・・赤ちゃんができました・・・二月目だそうです・・・」
それは思いがけない言葉だった。
しかし、愛美を奴隷にしてから3ヶ月、奴隷との共同生活をするようになって2ヶ月以上・・・これはいずれは起こりうる事態ではあった。
明伸にとってはこの妊娠と言う事態・・・2人の最高の女を完全に支配できた証のようで、喜びで全身が震えてきたのだった。

「そうか。ならその子達も、俺の奴隷にしてやらないとな」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す