PiPi's World 投稿小説

腕輪
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 41
 43
の最後へ

腕輪 43

ローターは直接中には入れず、愛実のパンストの腿から下を切り取ってはかせ、固定する。
「では、お先に」
先輩を残し、先に理科室に向かう振りをする。実際は物陰から隠れて様子をじっくりと観察するつもりだ。
日は沈み、窓の外は徐々に暗くなり始めていた。
一人取り残された美奈子は、恐る恐る辺りを見回した。
辺りは暗くなってきたが、学校の廊下は電気がついており、学校の外からでも丸見えだ。
するととっさに恥ずかしくなり、手で胸を隠し、床に蹲った。
美奈子はそのままの状態で暫く動けなかった。全身を裸にされ、夜の学校でしかもこんな格好で学校に取り残されている。

美奈子は、自分の気持ちとは反対に、すぐに立ち、遠回りのコースで、理科室に、向かって歩きだした。「えっ、なぜ!?歩き出すの?やだ!恥ずかしい!他の人に、見られちゃうよ。」と言いながら、理科室に向かって、歩いている。それは、明伸が、操作していることを、美奈子は、まだ知らない。そいこうしているうちに、美奈子は、理科室の近くに来ていた。そして、美奈子の股にあるローターが、突然、動き出した。
「はうっ……ん、んんっ……」
美奈子は不意に突然の振動に、クッと唇を噛み、体を硬直させた。
「んっ、ふぅ……は、はぁ……は……」
今すぐにでも立って理科室に行きたい美奈子。だが、ローターの振動で立ち上がる事が出来なかった。
「はぁ、ふぅ……んっああぁ……」

その時階段の方から足音が聞こえてきた。そして、
「美奈子先輩遅いなぁ…」
美奈子にとって聞き慣れた少女の声も聞こえてきて美奈子は身を潜めて通り過ぎる事を願った。
しかし少女は美奈子と目が合ってしまった。

それは明伸と愛実とっても予定外の事態だった。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す