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腕輪
官能リレー小説 - 学園物

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腕輪 23

だが、鈴香はいても立ってもいられない状態になっており、コートを脱ぎ捨て、バイブを取り外すと愛実目掛けて抱きついた。鈴香と愛実は二人共裸で体を重ね、そして鈴香は愛実にそっと口付けをする。その姿は明伸達には刺激が強すぎたのか、頬を赤くして二人に見とれていた。
「んっ!?」
鈴香は舌を出して愛実の唇の中に入れていく。鈴香の舌が愛実の口の中で淫靡に動き、愛実を感じさせていく。
愛実はというと、突然の口付けに戸惑い、されるがままの状態になっていた。しかし、鈴香の口付けは予想以上に気持ち良く、愛実はいつの間にか感じていた。
そして、ハッと意識を取り戻すと、鈴香から離れ、口に手を当てる。

「ち、ちょっと!?何するんですか、鈴香さん?!」
「うふふ。驚くのも無理もないですわ。何せ私達は同じ姉妹なんですから…」
「「「「ええーーっ!!!」」」」
愛実を含め、鈴香以外の人間が一斉に声を挙げる。姉妹だと言われた愛実は動揺し、頭の中は混乱していた。
「ちょっと、鈴香さん!私達が姉妹って一体どういう事ですか?!」
すると鈴香は経緯を語り始めた。
「御主人様にはお話ししましたが、私の母は今は亡き健一さんの奴隷でした。そして私も小学生の時に高田家に引き取られ奴隷になりました。でも、高田家に引き取られる前、母は私が5歳の時子供を産んだんです。その子の名前は愛実…」

「!?」
鈴香は続ける。
「でも、私の家はお金が無くて私一人を養うのが精一杯だったんです。だから母は今の愛実の家族に引き取らせたんです。でも母は、愛実を育てられない事に夜な夜な泣いていました。その姿は今でも覚えています」
「……」
愛実は口篭って何も言えなかった。突きつけられる愛実の過去、これが真実なのかは愛実にはまだ信じられない話だが、鈴香は真剣だった。そして愛実は口を開く。
「でも、そんな話をしたって私はまだ貴方を姉とは認めないわよ」
「いいの。今は私を姉と思わなくても。でも、私達は同じ御主人様の奴隷。二人で御主人様の性欲を満たしましょう」

「それなら、いいわ。私は御主人様にこの体を捧げた身。御主人様の命令なら何でも従うつもりよ」
「うふふ。それは私も同じ事。二人で一緒に御主人様を気持ち良くしましょ」
「ええ、でも終わったら、もっと詳しく話してもらうわよ」
「ええ」
鈴香と愛実が話し終わると明伸の前にたった。明伸は二人が姉妹だった事にも驚いたが、二人は満面に笑みを浮かべていた。その姿を見て解決したのかと明伸は思った。
「もう、いいの?」
「はい。今は一時休戦という事にしました」
「休戦?」
「はい、ですから、二人で話しあって御主人様を気持ち良くしようって決めたんです。ですから、私達とセックスして下さい」

しかし明伸は二人の姉妹に意地悪な命令をした。
「僕は姉妹喧嘩するような奴隷とセックスするつもりはない。
だから母さんと愛実の二人は僕が琴音と雪乃とのセックスを見ながら仲良くレズプレイをしろ!
仲良く感じてたらセックスしてやる。」
「そんな…御主人様…」「なんでですか…」
鈴香と愛実は不満げに言ってたが、明伸は無視して琴音と雪乃のもとに寄った。

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