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「転校先の小学校で....」
官能リレー小説 - 学園物

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「転校先の小学校で....」 8

女子は今まで通りで十分だが、一方男子はもう一枚のプリントに申請書を書いて提出しなければならなくなり、内容にはこう記載されていた。

私立■■学院 (初等部、中等部) ○年△組■■■■

私は今後「男女平等の精神」という新しい教育方針に従い、就学許可お願い致します。
 
(1)通学時も、授業を受ける時も学校指定の女子制服を規則通り着用します。 
(2)体育の時はブルマーを着用し、水泳の授業では女子用スクール水着を着用します。 
(3)トイレは女子トイレを使用し、更衣室は女子更衣室を使用します。 
(4)下着もちゃんと女子用のパンツ、ガードル、ブラジャー、スリップまたはキャミソールを付けます。 
(5)髪も女の子らしくまとめ、女言葉で話すようにします。 
(6)校外でも、当校の女生徒として恥ずかしくない立ち振る舞いをします。

以上よろしくお願いします。

と書かれており、必ず手続きをしなければならなくなった。

女子の体操着であるブルマーが、男女共用の体操着としての着用が認可されたことと引き換えに、男子児童はたとえ男女平等であっても、ブルマーだけでなくスカートや女子用スクール水着、女子用下着まで着用するうえに、躾から全部女子らしさを磨く為の教育を受け、日々生活を過ごさなければならなくなった。おまけに小中学校として再スタートするため、身体は男の子でも女の子と同じく女子児童として過ごさなければならなくなり、男子用衣服の着用は廃止となった。全て女子用衣服を着用しなければならなくなり、肌の手入れや髭や脛毛などの除毛も行わなければならなくなった。

来年度から女子児童として扱われることに男子児童2人は複雑な思いだった....。

思い起こせば11月中旬に小学校に転校。そこでまさか女子児童が着用するブルマーに初めて足を入れるとは思ってもいなかった。初めてブルマーを穿いた時は、腰全体がフィットするだけでなく、腰や足の付け根がゴムで引き締まり、男性器が固く太く大きくなってしまい、今までにない激しい痛みを感じていた。それも数カ月後には外で平気で歩けるようにもなり、他人の前でもブルマー姿でいられるようにもなっていた。

小学4年生、小学2年生の兄弟は、時間をかけて考え、就学許可証に名前を書き入れた。母親にも許可証を見せて印鑑をもらい、小中学校の児童として過ごすことを決意した。翌日、就学許可証を学校に提出し、2人は正式に私立の進学校・附属校タイプの「男女平等教育推進モデル校」指定の小中学校の児童となった。

クラスメイトや先生の協力もあって、二人の兄弟が女子生徒として学校生活を送る事は問題無く進み、もちろん私生活でも女の子としてすごすのが定着していつの間にか本人達でさえ、自分が男であることを忘れさせて行った。弟は兄を「お姉ちゃん」と呼び、兄も弟の事を妹として可愛がった。

月日が経ち、気がつけば兄は中学2年生。弟は小学6年生になっていた。

そして、ある日、兄に異変が訪れた。
朝、目が覚めると股関に濡れた感触があった。
「えっ!?私、おねしょしちゃった!?」
ショーツから白いドロドロが溢れてブルマーの中まで汚してしまっていた。

夢精という生理現象であることに性知識の無い彼が気付く筈もなく、とりあえず、服に着替えて、汚れた衣類を親や妹(弟)に見付からずに洗濯しなくては、まだ、みんな寝ているので、簡単に洗濯機の所にこれた、汚れた衣類を投げ込んだ瞬間、「こんなに朝早くどうしたの?」と母親の声!

「あっ、汗かいちゃって!お洗濯よろしく〜!・・・」
慌てて立ち去る兄とすれ違った時、母親は栗の花の香りがした気がした。

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