新しい性活 7
「でも・・今日は雄馬先輩のおち○ち○見れて、ホントよかったです。」
沢城さんは湯に顔を着けてしまいそうになるぐらいに、頭を垂れた。
「それはよかったはぁ♪こんなのでよければいつでも言ってよねぇ!」
姫野さんは浴場に声を響かせながら、高らかに言った。
(お、おい・・・『こんなので』って・・・そっれって僕のチ○コのことでしょうが・・汗)
僕は姫野さんに向かい中指を立てて、抗議の意志を見せる。
それを見た姫野さんは、舌をペロッと出し、肩を竦めて笑った。
そんな姫野さんに苦笑しながら、湯に浸かった自身を見下ろす。
被った皮が余り、先端でトグロを巻くほど、小さくと縮こまったソレが見え、僕はあわてて立て膝でソレを隠した。
それでもコレが、沢城さんの寂しい気持ちを少しでも埋めることができたのだと思うと、こんな粗末なモノでも誇らしく思えた。
「あつい…沢城さん、大丈夫?」
姫野さんは、そういって、湯船から半分上がって、浴槽の端に腰掛けた。脚は軽く開いていた。
「はい、実は私もちょっとあつかったです」
沢城さんも、姫野さんと並んで、浴槽の端に腰掛けて、脚を軽く開いた。
姫野さんは、僕にはいつも見せているからいまさら隠そうとか思わないのだろう。
一方沢城さんは、そこが男から見てどういう意味を持っているのか分からないのか?と思うくらい、そこに何の意識も置いていないようだった。
「雄馬君は、あつくないの?」
「はい…大丈夫です」
そこにまた血液が流れ込んだ状況では、見せるわけにはいかない…
「こうやって、気軽に男女でお風呂入れる機会って、もっと作ってもいいと思うんだ」
姫野さんは、まっすぐ前を見るように、そう言った。
「せっかく“男子とか女子とか、あまり意識しないように”っていう、教育方針なのに、堂々と一緒に入れるのが初等部だけなんて!」
「そうですよね!」
沢城さんがうなずいた。
「そこで…ちょっと管理人さんに働きかけてみようと思うんだ…」
「家守さんにですか?」
僕は、あのHカップまたはIカップの管理人さんを思い出して改めて僕の海綿体を硬くしていた。
僕はまだ熱いお湯に耐えているので状況はばれてはいないだろう。
「家守さんは、初等部からこの学園にいたから、その辺は理解があると思うんだ…」
あの巨乳の方は、初等部から、ここにいたんだ…
僕は、今日聞いたことから、いろいろ妄想した。
家守さんが、小学校六年生だった時、何カップくらいだったのだろうか…
そして、同年代の男子は、ほんとうに、家族を見るように、何とも思わなかったのだろうか?…
「家守さんを妄想して勃った?」
姫野さんは、僕のチ○コに気付いて、襲いかかるかのように湯船に飛び込み、握って、そう言って笑った。
こうなったら熱さに耐えている意味はない。僕は湯船から立ち上がった。
「姫野先輩、毎日、そんなふうに、してるんですか?」
「まあね♪」
沢城さんは、興味津々という感じで続けた。
「今度お部屋遊びに行ってもいいですか?」
「いつでも来てね♪」
そんなようなことをしたあと、僕たち3人は風呂からあがって、服を着始めた。
本当はもっといろいろ期待していたのだけど、この状況では確かにそれどころではない。
そして僕たちはクラブハウスの鍵を閉めて、寮へ向かって歩き始めた。
僕はさっきから疑問に思っていたことを聞いた。
「姫野さん『気軽に男女でお風呂入れる機会』って、寮の風呂を、混浴にするつもりなんですか?」
混浴に、と言ったって、そりゃあ男子は喜ぶかもしれないけど、女子が入るとは思えない。
沢城さんのような子だったら入るかもしれないが…
僕は、男子ばっかりの風呂に沢城さんが女子一人で入っているシーンを想像してしまった。
『不純異性交遊禁止』の校則によって、また刑法の『13歳未満の…』によって、沢城さんの身の安全が守られる、とでも言うのだろうか??
また、姫野さんも気軽に入っていくのかな…それは、かなり複雑だ。
「混浴にしても多くの女子は入らないと思うのですが…」
姫野さんは笑って言った。
「主に考えているのは、時間を区切った貸し切りなんだ」