PiPi's World 投稿小説

新しい性活
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 4
 6
の最後へ

新しい性活 6

「保健の教科書に載っているのは、あんな上を向いてなかったです…あ、今はそうでもないですね…」

 こういう状況になっては、それは、萎える。

「触っていいんですね」
「お、おぉ」

 沢城さんは、何も着ていないまま、僕の前に近づき、そして僕のソコに手を伸ばした。
 まだ風呂から上がったばかりの体の、暖かく湿った小さい手が、そこに触れた。

 沢城さん、はじめはどうしていいか分からないようだったが、だんだん握ったり、両手でこすったり、してきた。
 さすがに、この状況でも、だんだん、さっきのように戻ってきた。

「ああ、ほんとうに硬くなってくるんですね」

 そして、覆われていた先端が、再び現れ始めた。

「濡れてるんですね」

「舐めてみたら」

 僕のすぐ後ろに来ていた姫野さんが言った。

「はい…」



 沢城さんは、その場でしゃがんで、その先端に舌を接し始めた。
 おぉぉ… そこからは、さらに汁がにじみ出る

「どう?」
「ひょっはいえふ」
 恐らく“しょっぱいです”と言ったのだろう。

 沢城さんはなおもそこを舐め続けた。

「口に入れてみる?」
 姫野さんの勧めに、沢城さんは無言で従った」
「歯を立てないように気をつけてね」

 もちろん、姫野さんのいつもの慣れたフェラとは違った。でも、一生懸命な舌の動き。

「あぁ…いっちゃうかも…」

 姫野さん、手をポン、とたたいた。

「はい、終わり!」
 
 沢城さんはその言葉に、すぐに口を離した。

「寸止めですかぁ」
 僕は姫野さんの方を向いて言った。姫野さんは、いつの間にか服を脱いでいた。
「12歳の子に口内発射する気?」
 姫野さんはそう言って、さっきまで沢城さんがいた場所に来て、速やかに舌を使ってその後の液を飲み込んでいった。

「沢城さん…12歳なの?」
「はい、3月生まれなんで、まだ当分12歳ですよ」

 12歳…僕は、この国の法律では13歳未満の女子には同意があってもセックスしたら強姦になってしまうことを思い出していた。
 でも、たとえそうではなくても、沢城さんのそこは、小さく、初々しく、無理に入ったら壊れてしまいそうに見えた。

「沢城さん、風邪ひくよ。よかったら三人で入る?」
「いいんですか?!」

 そして、僕達は体を軽く流した後、三人で湯船につかった。三人は十分に入れる湯船だった。

「ねぇ、沢城さん、何でわざわざ一人でここでお風呂入りに来たの、とか聞いてもいい?…あ、別に責めてるんじゃなくて」

 姫野さんがゆったりと言った。
 確かにそうだ。
“大浴場が恥ずかしい”という人もいる、とは聞く。でも、それだとさっきの行動とは合わない。僕たちの前でも全然隠している様子は無かった。

「…実は、ちょっとふられちゃったんです」
「ええっ?!」
「あ、いえ、失恋した、とかでは無くて」

 沢城さん、一息ついて、話し始めた。


「そう、私、それなりに男の人に興味があったんです」
「ルームメイトは?男子じゃないの?」
 姫野さんが聞いた。
「ルームメイトは女子の先輩なんです。他の人では、男子のルームメイトの人もいる、って聞いてちょっとうらやましい気がしていたんですが、だからと言って“ルームメイトを男子にしてください”なんで言えないし」
 部屋割は、ある程度なら希望が通る、っていう話もあるけど、さすがにそんなことは言えないだろうな。
「あるとき、割とよく話す、内部進学の男子が、お風呂は女子と一緒に入っていた話をしていて…」
 内部進学、っていうのは、ここでは、初等部から来た人、っていう意味。
「“裸で一緒にいても処分されない”みたいなうわさもあったし、思い切って『一緒にお風呂入ろう』って誘ったんです」
「勇気あるね」
「…それで、その男子『混浴懐かしい』って、乗ってくれて、ここまでは一緒に来たんですけど……」
 ここで、沢城さん、ちょっと間を置いた。
「私が全部脱いだあたりで『あ、やっぱり、退学は嫌だ!』って言って、逃げちゃったんです…」

「『不純異性交遊』にはならないのに…」
「なかなか、みんながそうは思わないみたいで」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す