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新しい性活
官能リレー小説 - 学園物

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新しい性活 40

 しばらく沈黙が続き、僕はタオルであかねさんの背中を洗い続ける。
 「初等部の頃ね、たまにこっそりやってたよ」
 「背中洗ってもらうことですか?何で、こっそり、なんですか?」
 「卒業した後、一人で洗えるように、って、言われて」

そこからまたしばらく無言の空間。
あかねさんが「やめて」とか「もういいよ」というまでは続けようと思い丁寧に洗い続けた。
あかねさんの肌はすべすべで、どこがとは言わないがとても柔らかで…そこまでしていいのかと思えるくらいだった。

「あっ」
「す、すみません…」

そろそろ仕上げと思っていた矢先、僕の興奮したソレがあかねさんの背中に当たってしまい、小さな悲鳴が上がる。

 「雄馬くんも、このあと、洗ってあげる…」
 「いえ、どうぞ、お構いなく」
 「遠慮しないでいいよ」
 あかねさんは椅子に座ったまま向き直った。さっき当たってしまった僕の場所には、追加の血液が流れ込む。
 そうしてあかねさんを洗い終わって、結局あかねさんに洗ってもらうことになった。
 背中を洗ってもらうのは、性的な意味でなく気持ちいい。
 あかねさんは背中をスポンジでこすった後胸や腹や脚をこすっていき、そうして僕の硬くなった部分は黙って素手で洗っていった。
 僕は黙って目を閉じてその感覚を受け止めた。あかねさんも黙って洗っていった。

 洗い終わり、二人でシャワーを浴びて、あかねさんに導かれるまま二人でぎりぎり入れる湯舟につかった。
 あかねさんと密着し、僕のその場所はずっと硬いままだったが、僕もあかねさんもそれ以上の行動はとらず、湯舟から出た。

 「雄馬くん、やっぱり、ちゃんと、この学園の精神を身に着けてる、いい子ね」
 え…ということは、いい子かどうか、っていうのは、文字通りの意味で、僕を試していたのだろうか…それとも…
 「じゃあ、今度、初等部、案内してあげる」
 「あ、ええ、お願いします」
 僕は、そこがいささかも柔らかくならない状況で応えた。あかねさんはちょっと笑ったような気がした。

 僕とあかねさんはもとの部屋に戻った。僕はスマホを手に取った。
 不動君からメッセージが来ている。
 「あの、四人でお風呂入る件、大丈夫そう?」
 あ…忘れてた。
 まだ姫野さんの部屋に住んでいたころ、クラスメートの不動君が付き合い始めたばかりの椎名さんとの仲が進展するように、と不動君と椎名さんと姫野さんと僕の4人で貸し切り風呂に入って僕と姫野さんが仲良くしているところを、最後までは見せなくても射精するくらいのところまでは見せる、っていう話があったのだった。
 この約束、姫野さん覚えているだろうか、覚えていたとして、有効だろうか?英里奈とかほかの人に頼んだ方がいいだろうか…

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