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新しい性活
官能リレー小説 - 学園物

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新しい性活 29

 「なんていうか、つながれて、ほんとうに、よかった。ありがとう」
 英里奈はゆっくりと小さくなっていくモノを抜きながら、呟くように言った。
 「うん、こちらこそ、ありがとう」

 英里奈はティッシュの箱を手にとって僕と絢子に何枚か渡して、自らの股間を拭いて、その場に横になった。

 「このまま三人でお風呂に行けたらなあ」
 「今度からそうなるよ」
 絢子が英里奈に合わせてか、僕を挟んで反対側に横になった。僕も何となく、合わせた。

 「公共の場所…」
 英里奈はそう言って、しばらく沈黙した。
 
 
 
 「雄馬、知ってる?男子用女子用の場所を無くそうとか、今回の急速な変化は、前理事長派の最後の理事がいなくなって、始まったんだよ」
 「へえ…」
 「『男子とか、女子とか、意識しないで、みんな仲良く』っていうのは、この学校全体の共通の方針なんだけど、それを過激にまでに初等部でやったのが、前の初等部長…現理事長」
 「過激に…」
 僕は今まで聞いた初等部の話…男女関係なく部屋も風呂も一緒に家族のように一緒に暮らす寮の話とか…を思い出していた。
せっかく役職に就いたし、会長の腰巾着から脱却できたから、当初の目的である家守さんとの距離も近くなった。
二人のセフレも、脇の甘さで嫉妬やスキャンダルを招いて失脚するタイプではない。
今の流れはいいけど、その理事か理事長にあって話も聞いてみたい。女子多数とまったりの路線を維持するのか知りたい。
話せるなら、恋愛や不純異性交友は存在しないとそれとなく聞かせておきたいものだ。
委員の仕事も、男子であろうと女子であろうと、教師の目に余るような事態になる前に把握したり、場合によっては密告できるようにする必要がある。
「不思議な縁だな」
「茶道は女の嗜み、何の不思議があります?」
「もちろん、寮マナーアップ委員の事も知ってるでしょう」
なんと現理事長と対面できるチャンスを得れそうだ。茶道部の稽古に来るらしい。
学校の方針からいくと、男子の僕も同席しやすい。ただ、僕は転校生なので、初等部長だった頃はおろか名前も知らない。
会ったかもしれないけど、管理人さんのバストが印象的で授業をしない先生については覚えていないというのが正解だ。
「まだ日がありますので、それまでに作法の触りだけでも覚えていただかないと」
「ああ、マナー委員として粗相のないようにしないとね」
 翌日からの放課後は毎日茶道部の稽古に出かけて作法を覚える。
 そのあと英里奈か絢子かと親密にしてくることもあったので部屋に帰る時間はずいぶん遅くなったが、それでも姫野さんもまだ帰っていないことが多かった。
 風呂の変更の後も、まだ発表しないけどいろいろな変化があってその準備に忙しいのだという。
 「できるときにやろう」
 姫野さんはそう言って、朝起きて登校前にヤルことが何回かあった。朝勃ちしているので、僕が目覚めてまだ起き上がっていないときに姫野さんが跨がってきてすぐに挿れる感じで短時間にお互い満足していった。

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