新しい性活 21
「ふふ、種元くん、なんか考えてる?」
「いや、別に…」
「いいよ、正直に言っちゃえ〜」
榊さんが姿勢を崩して両足を大きく広げる。
純白の何かがちらっと見えたような。
「いいよ…私たち、もっと、種元くんと、仲良くなりたいの」
木南さんが隣に寄ってきた。
「ふじゅんいせー こーゆぅー〜」
僕の隣に来て、腕を取ろうとした木南さんを指してこう言った。それは別に非難している感じではなく、からかっている、とかそんな感じだった。
「まだ、不純異性交遊なんてやってないよぉ。まだ、ね」
木南さんの言葉を最後まで聞かず、榊さんはまた口を開く。
「わたしぃ、ルールもぉ、マナーもぉ、守ってぇ、どうやって仲良くなろうかぁ、って考えてたんだぁ」
そして、榊さんは自らのブラウスのボタンをどんどん外し始める。
「部屋ではだかになるのはぁ、オーケーなんでしょう…スキンシップ、しよー」
今まで妄想でしか描いていなかった榊さんの胸元が突然視界に飛び込んでくる。
ピンクのブラごと、ゆさっと激しく波打つ。
「男の人ってぇココ見てコーフンしちゃうんでしょお?」
「えぅ、いや、まあ、その…」
榊さんは隠すどころかさらに僕に向かって見せつけてくる。
「英里奈ちゃんったら積極的…私だって」
木南さんも服を脱ぎ始める。
「初等部からの子はぁ、ほんとは、みんな裸にはぁ、慣れてるんだよお、ねえ」
榊さんは木南さんに同意を求める。
「やだぁ、それほんとは、忘れたかったのにぃ」
そう言いながらも木南さんは榊さんに負けじとどんどん脱いでいき、すぐに二人とも何も着ていない状態になった。
それでも、さすがマナーの茶道部、と言うべきか、二人とも脱いだ服をきちんと畳むのは忘れなかった。
妄想通りの巨乳。
「ねぇ、私達もぉ、裸になったんだならぁ、種元君もぉ、裸に、なって、くれたら、うれしいなぁ」
「慣れてはないかもしれないけど」
「おお、大丈夫。僕も、ある意味、裸には、慣れてるんだ」
「ふふ、それなら話がはやぁい」
「種元くんっていい身体してそうなんだよなぁ〜」
2人がなぜ僕が裸になれてるのか深い理由を問わなかったのはちょっと安心。
僕も遅ればせながら服を脱ぐ。
興奮しきった股間をさらすのは多少恥ずかしいが、お互い様だ。
「わあっ」
裸になったところで、木南さんが驚きの声をあげた。