PiPi's World 投稿小説

新しい性活
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 14
 16
の最後へ

新しい性活 16

妄想による股間の高ぶりをようやく抑えられたところで浴室を後にする。
男子では僕が一番最後だったようだ…相当長くなっちゃったな。

「あら、種元くん」
「あっ、こんばんは」
部屋に戻る途中、偶然管理人さん…家守真紀さんとすれ違う。
ちょっと服は薄手で、その爆乳の形もはっきりわかってしまう。

 少し雑談したあと、僕は思い切って聞いてみた。管理人さんと一緒にお風呂に入れるチャンスは残っているのか?
 「家守さんは、普段お風呂はどこで入るのですか?寮生と入っている女子風呂を使うのですか?」
 「スタッフは、スタッフ用のお風呂があるの。小さいけどね」
 やはり、そうだとすると、寮生の風呂に誘うのは、どっちにしても難しそうだな、と思った。
 僕は話題を一旦変えた。
 「あの、談話室とか、散らかしっぱなしでご迷惑おかけして申し訳ありません。なるべく片づけていけたらと思ってまして」
 「それなら『寮マナーアップ委員』に立候補したら」
 「そんな委員会があるんですか?」
 「あっても人が集まらなくて活動できてない状態で。種元君入ったら活性化すると思うよ。片づけよう、と思っても肩書きあったほうがやりやすいでしょ」
「ああ、まあ、確かに、そうかもしれませんね」
「種元くんは姫野さんがルームメイトでしょ。それなら、彼女にいろいろ聞いてみるといいよ、あの子は何でも知ってるし一番頼りになるから」
「はい、そうします」

思えば姫野さんとは毎日のように身体を重ね、性生活は充実してたけど学校生活に関して突っ込んだ話…まあこれからの部屋割りとか浴室の使い方を話したことはあったけど…それくらいだもんな。


「いいんじゃない?自治拡大につながって。好きに進めて。こっちは、お風呂の件が完全には片付いてないし」
「そう、でも僕だけじゃ委員どころか係程度だし」
「だったら茶道部の子でも誘えば?寮のことは先生より管理人さんと色々話して。自分でね、肩書を持つには動かないと」
「分かったよ」

不思議と姫野さんに微塵も疑われなかった。おまけに助言まで得られた。
彼女に遠慮せず管理人さんと堂々と接近できるなら、首尾よく行けば学内でトップクラスの爆乳と性生活まで行ける。でも、これはまだ一歩にすぎない。
それに茶道部の人も美形でグラマーな子に声をかけたい。そろそろ、姫野さんばかりで飽きている。
 クラスに一応該当しそうな子はいる。
 しかし、まだ話したことはなかった。

 それでも、翌朝、教室で、思い切って声をかけた。
「榊さん」
「何?」
 怪しいものでも見るような冷たい視線。でも、目的に向かって、僕は勇気を出して話を続ける。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す