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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 80

美和は周りを見渡すと愛歌を『様』付けする理由を語り始める。

「龍太郎様は愛歌様を手に取り戻したいと様々な科目を習得してきました」
「ああ・・・愛歌とレナ姉をねっ」
「龍太郎ぉぉ・・・」
「えっ?玲那もですか?」
「勿論!俺は愛歌とレナ姉を取り戻す為に頑張ったんだ」
「ええ・・・そして龍太郎様はこの学園でも歴代数人しか居ない全科目習得を果たした」
「ええぇぇ!愛歌の為に・・・」
「りゅうくん・・・じゃ無かった龍太郎様凄いじゃありませんか」

俺が二人の為に全科目習得を聞いて愛歌は感動しレナ姉もその偉業に驚きを隠せない。
だがそれが愛歌に『様』付けする理由となるのかはまだハッキリしない。
美和もそれを分かった上で話を続ける。

「そして全科目習得の恩恵が」
「確か牝犬所有の限定解除だった筈」
「はい・・・龍太郎様はその恩恵で所有者の居ない牝犬ならどんな状況の牝犬だったとしても所有が可能となりました・・・しかも数の際限無く・・・」
「数の際限無く!?」
「はい!」

美和の言葉に俺はおぼろ気ながら愛歌の『様』付けする理由が見えてくる。
俺はその事を美和にぶつける。

「つまり俺は牝犬を何匹も持てるって事ですか?」
「その通りです」
「そして所有者の居ない牝犬ならどんな状況でも持てる」
「これもその通りです」
「つまりピンからキリの牝犬が無限に持てる・・・と言う事は自然と牝犬内での順序が生まれる」
「はい・・・その通りです」
「でも俺は・・・」

そう俺はあくまで愛歌とレナ姉を連れてこの学園からの卒業し出て行くのが目的だった筈。
その為に俺は全科目習得し愛歌とレナ姉を手にしたのだ。
だが俺の思惑を他所に美和はもしかしたら校長先生も俺をトンでもない状況を作り出していたのだ。

「龍太郎様・・・もう龍太郎様無しでは居られない牝犬達がこれだけ居るのです」
「えっ?それはどう言う事ですか?」
「龍太郎様・・・美和に付いて来れば分かります」
「もしかしたら・・・」
「ねぇ龍太郎ぉ様・・・」
「愛歌・・・もしかしたらこれが愛歌に『様』付けする理由が有る」
「うん・・・」

俺と愛歌は美和の言う通りにレナ姉と共に後を付いて行く。
そして俺らが建物から出ると

「これは・・・」
「えっ・・・これだけの牝犬達が・・・」
「はい!もう龍太郎様にはこれだけの牝犬達が付いて来て居るのです」
『『我が主!龍太郎様!これからも一生お側に付いていきます!!』』

そこには俺に付いて来た牝犬達が揃っていたのだ。
メイド服を身につけた牝飼犬が26匹・・・いや26名。
その殆どが俺の子を産んだもしくは孕んだ牝犬でたぶん美和と同じ校長先生からの譲渡なのだろう。
だが勿論それ以外の牝飼犬も居る。
何故ならメイド服を着ていた綾美と仁美が居たのだ。
たぶん俺の全科目習得の貢献で牝飼犬に昇格したのだろう。
そして牝飼犬からリードに繋がれ全裸のまま四つん這いとなっている牝犬が41匹・・・いや41名。
その殆どが俺の科目習得に実技や試験に手伝った牝犬達ばかりだ。
そこには俺が最終試験で躾た加奈も居て他と同様にリードを綾美に繋がれていた。
この牝飼犬と牝犬計67名の牝犬達がこの俺に付いて来たのだ。
その光景に俺は勿論だが愛歌も呆気にとられていた。
だがレナ姉は至って冷静に見ている。
それもたぶん愛歌の『様』付けの理由を知っているからだろう。
そして美和は今度愛歌に語り始める。

「愛歌様!」
「はっ!はい美和さん!」
「龍太郎様にこれだけの牝犬達が着いて来ている以上この牝犬達を束ねトップとなる牝犬・・・即ち筆頭牝犬が必要なのです」
「はっ!はい!分かります美和さん」
「愛歌様・・・これから貴女がこれだけの牝犬達を束ねる龍太郎様の筆頭牝犬となってもらいます」
「えっ・・・ええええぇぇ!わた・・・じゃ無かった愛歌がこの牝犬達の筆頭牝犬にぃぃ!」
「はい・・・勿論美和や玲那も愛歌様の元で龍太郎様と同様にお側に尽くす所存です」
「ええまなちゃん・・・いや愛歌様」
「美和さんにレナ姉ぇ・・・でも愛歌にそれだけの・・・」
「大丈夫です愛歌様!この宗一郎様の元筆頭牝犬だった美和が身につけた事を全部愛歌様に伝えますのでご心配無く」
「はっ!はい・・・美和さん・・・」

どうやら俺の思った通り美和や校長先生が裏で俺の牝犬グループを造り上げその牝犬の筆頭に愛歌を添えたのだ。
しかしこれからこれだけの牝犬達を束ねるのに愛歌は尚も怖じ気ずき美和に言う。

「でも・・・本当に愛歌で良いのですか?束ねるなら経験抱負な美和さんが・・・」
「いいえ!龍太郎様の筆頭牝犬・・・即ち妻は歳が近い方が良いのです!第一龍太郎様が最初に自らの牝犬にしたのは愛歌様貴女なのですよ!」

そうだ・・・俺がこの学園に転入して最初に選んだのは今は記憶が封印されてはいるがあの調教され自らを喪っていた愛歌なのだ。

「えっ!愛歌が龍太郎ぉ様の最初の牝犬なの?」
「ええ!愛歌は知らなくとも龍太郎様が最初に選んだのはあの状況の貴女なのです!だからこそ龍太郎様の筆頭牝犬は貴女愛歌しか居ないのです」

美和にそう言われてしまうと愛歌ももう覚悟を決めるしかない。

「美和さん・・・これから龍太郎ぉ様の筆頭牝犬として頑張りますので宜しくお願い致します」
「ええ!こちらこそ宜しくお願いします愛歌様・・・さあ龍太郎様に愛歌様!皆に挨拶を」

美和に言われて俺と愛歌は皆の前に出る。

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