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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
官能リレー小説 - 学園物

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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 68

それは致し方ないだろう。
愛歌は封印された記憶を含めても首輪の装着などした事無いのだから無理もない。
やがて愛歌は何だかんだと苦労しながらもレナ姉に首輪を装着し終える。
対して避妊具の方は首輪の時と比べてもスムーズに装着させた。
これはたぶん封印された記憶の中に何度か自身の避妊具を脱着させた経験があり身体が覚えていたのだろう。
こうして愛歌はレナ姉に首輪と避妊具を装着し終えると美和が

「それじゃその後の支度がありますので龍太郎様方お部屋をお出に下さい」

俺達を部屋から出る横に促す。
それに対して俺達も

「分かったよ美和」
「分かりました美和さん」
「はい・・・美和先生」

美和に促される様に部屋を出て行った。
こうして俺達は部屋を出て操作室に戻ると先程まで居た校長先生の姿が見えない。

「美和?校長先生の姿が見えないのだが」
「はい・・・後の事は美和に任せて宗一郎様は学園のお仕事に戻られました」
「そうか・・・まあ学園の仕事じゃ仕方がない」

校長先生はどうやら学園の仕事に戻ったらしい。
まあ校長先生の本職だからやむを得ない。
すると後を任された美和は

「愛歌!」
「あっ!はい」
「龍太郎様が汚れているので龍太郎様の身体を洗うのを手伝いなさい」
「あっ・・・はい・・・」

愛歌に俺と一緒に風呂に入る様に指示を出す。
更に美和は愛歌に

「後この紙袋の中に龍太郎様の着替えが入っているから渡しておくわ」
「はい」
「それから一緒に愛歌のコスチュームも入れているから必ず身に着ける事!分かりましたか?」
「はい・・・分かりました美和さん」

俺の着替えと愛歌のコスチュームが入った紙袋をを愛歌に渡した。
するとレナ姉がちょっと困った表情で美和に質問する。

「あの・・・」
「あら・・・玲那は美和と一緒に来て」
「えっ!美和先生と?」
「ええ・・・たまには師弟同士で語り会わない」
「あっ・・・はい・・・」

とレナ姉は美和と一緒に居る事を指示された。
こうして俺と愛歌はレナ姉と美和から浴室までの地図を渡されるとそれぞれ別れて俺と愛歌は浴室へと向かう。
そして浴室までの通路を俺と愛歌は並んで進んでいた。
こうして愛歌と一緒に並んで歩いていると俺は漸く愛歌を取り戻せたんだと実感が沸いてくる。
そして愛歌の方も全裸で歩いているせいか照れくさそうな表情をしながらも身体を俺にピッタリと寄り付きながら俺に合わす様に進んでいた。
そんな愛歌に俺は愛しささえ覚える。
そんな中で地図のルート通りに歩いて行くと

「あっ!龍太郎ぉ!あれがお風呂場じゃない?」
「どうやらそうみたいだな愛歌」

俺と愛歌は目的地である浴室に到着した。
そして浴室の扉を開けると先ずは脱衣場が見えたがそれが脱衣場とは思えない内装だった。
ベッドや小さなソファーまであってちょっとしたホテルのシングルルームとなっていた。
勿論ではあるが脱衣場である以上着替えの篭や洗面台等も備えており俺と愛歌は呆気にとられてしまう。

「ねぇ?此処って本当にお風呂場?」
「地図上ではな」
「で・・・これが脱衣場だとしたら浴場って・・・」
「そうだな・・・あっ浴場のプレートがある」

愛歌が呆気にとられ続ける中で俺は浴場の入口を見つける。
そして俺は最後まで身につけていた汗や愛液等で汚れた服を脱ぎ捨て全裸になると

「じゃ入るか?愛歌」
「うん・・・分かったよ龍太郎ぉ」

俺は浴場の扉を開け愛歌は一緒に浴場を見回す。
それは大変広々としているが異様な雰囲気が漂う浴場が広がっていた。

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