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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
官能リレー小説 - 学園物

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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 57

俺は愛歌の問に答え始める。

「俺の教師兼専用の牝犬だよ」
「ええ!龍太郎ぉぉ!」
「様をつけて」
「うん・・・龍太郎様の専用牝犬ってわた・・・じゃなかった愛歌だけでは無いの?」
「そうだよ、それに俺の子供まで産んじゃったし」
「ええ!子供まで居るの?」
「うん・・・でも美和が居なければ愛歌を俺の元には二度と戻れなかったから愛歌も感謝しなきゃ」
「うっ・・・うん・・・でも・・・」

愛歌は自分以外にも俺の牝犬が居てしかも子供まで居る事に何とも言えない寂しい感じになっていた。
そんな様子の愛歌を察した美和は愛歌に対して優しく話しかける。

「愛歌・・・」
「はい・・・ええっと美和さん」
「龍太郎様はあくまで愛歌の事を一番と考えていて美和はそんな龍太郎様に対してあくまでもを支えていたに過ぎません」
「わた・・・じゃなかった愛歌の為に龍太郎ぉぉ様が・・・」
「そしてこれからも・・・龍太郎様と愛歌を支え続ける所存です」
「うん・・・」

美和はそう答えて愛歌に状況を理解させようとする。
愛歌はまだ蟠りは残るがとりあえず美和の事を信じ縦に頷く。
だが俺は美和の言った最後の言葉に違和感を感じた。

『これからも・・・龍太郎様と愛歌を支え続ける所存です・・・』

俺を支えるのは分かる・・・過去はどうあれ今の美和は俺の牝犬だ。
だが今の愛歌は美和と同じ俺の牝犬であり一緒に俺を支える事はあっても美和が愛歌を支えると言う意味が分からない。
すると俺の目に美和の首輪が見えたが昨日までの首輪とはちょっと違っていた。
昨日までは校長先生の牝犬だった頃からの首輪をしていた。
だが今は愛歌と同じデザインで金属プレートに『MIWA』と彫られており同様にその脇には小さな文字で『独占使用者、中川龍太郎』と彫られていた首輪を身につけていた。
だが愛歌のプレートと美和のプレートには明らかな違いがあった。
愛歌のプレートは綺麗な金色に輝いており金の合金もしくは金メッキされているのが分かる。
対して美和のプレートは鏡の様なクロームメッキされていたのだ。
それは見た目でも明らかに愛歌のプレートの方が美和のプレートより上級に仕上がっているのが良く分かる。
俺がその様な事を考えているうちに俺と愛歌は美和が開いた扉の前に到着する。
すると美和は操作室へと手で示しながら

「さぁ中へ宗一郎様がお待ちしております」
「ああ分かった」

俺と愛歌を誘導をする。
だが愛歌はピタッと止まりその場から動こうとしなくなる。

「どうした愛歌?」
「だってぇ・・・あの中にも人が・・・しかも男の人らしいし恥ずかしいよ」
「ごめんな愛歌・・・でも牝犬である以上は基本は裸のままなんだよ」
「でも美和さんは服を着ているよ」
「そっか・・・」

愛歌の言い返しに俺は言葉が出なかった。
確かに同じ俺の牝犬でも愛歌は裸のままで美和は着衣しているのは確かに変だ。
それに首輪のプレートの件も考えるとちょっと複雑になりそうだ。
そこで俺は

「それじゃ・・・これを羽織って入ろうか」

と愛歌にそう答えては俺が着ていた少し汗ばんだジャケットを裸の愛歌に羽織らせたのだ。
愛歌は恐縮しながら

「ありがと・・・龍太郎ぉぉ・・・様」

とたぶん俺の汗の臭いに少し興奮したのだろう。
顔を真っ赤にさせながら俺に答えた。
そして俺は美和の誘導通り操作室に戻ると校長先生が労う。

「先ずはお疲れ様龍太郎君」
「いいえ・・・まだ前半戦を終えたばかりです」

俺は次のレナ姉の事に頭を切り替える。
すると愛歌が操作室に入って来るなり

「えっ!きゃあああああぁぁ!何見てるのよ!このおじさん!」

校長先生を見るなり叫びおじさん呼ばわりをしたのだ。
校長先生も愛歌が復活したのを喜んで愛歌を見つめていた為だ。
そんなおじさん呼ばわりされた校長先生は

「はぁ・・・予期してたとは言えこれは辛いなぁ・・・」

愛歌の拒絶反応にやっぱりガックリして頭を垂れてしまう。
愛歌を直接調教し且つ一時は頼られていたのだから当然の事だろう。
だがそれも俺や愛歌への贖罪だと頭を切り替え愛歌に謝る。

「ごめん愛歌・・・可愛いかったから見とれていたよ」
「愛歌、校長先生が居なければ今こうして再会出来なかったのだから寧ろこちらから感謝しなきゃ」

俺は贖罪だったとは言え校長先生にちゃんと再会出来た礼を愛歌にさせる。
愛歌は俺に則されたからか校長先生へのお礼をする。

「ごめんなさい・・・そして龍太郎様に再会させてくれてありがとうございます」
「良いって良いって」

校長先生はそう言っては気にしてない振りをしていた。
校長先生は愛歌が自身の認識をしていなかった事はガックリしていたがちゃんと再調教が無事終え俺への贖罪が終えた事で荷が下りたのだろう。
そして校長先生は次の段階の準備を始める。

「それじゃ龍太郎君・・・次へ進ませてもらうよ」
「はい分かりました校長先生」
「うむっ」

そうレナ姉との再会だ。
俺達は一斉にレナ姉の居る部屋のマジックミラーの方に目を向ける。
すると愛歌が俺の耳元で囁く。

「これってマジックミラー?」
「そうだよ愛歌が居た部屋にもマジックミラーがあるだろう」
「えっ!本当だ・・・て事は」
「ああ途中まで愛歌のオナニーを校長先生と一緒に見ていたよ」
「ええぇぇ・・・」

愛歌は俺への質問に対して俺の返答を聞いた瞬間に顔を真っ赤にして照れてしまう。
まぁ事実上俺と校長先生の目の前でオナニーをしたのだから当然である。

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