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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
官能リレー小説 - 学園物

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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 49

それだけでも校長先生は俺がどちらを選ぶのか見ているのだろう。
更に校長先生はある事もしていた。

「あと機械等の関係で牝犬の証の一つであるピアスは身に付けたままでかつ全身の性感が鋭敏になってしまったのを許して欲しい」
「分かりました校長先生」
「その代わりと言っては何だが玲那と愛歌の身体に書かれていた標識書は消しておいたし愛歌に関しては処女膜再生手術も施しておいた」
「ありがとうございます校長先生」

そう校長先生は愛歌にも仕掛けをしていたのだ。
レナ姉は良い・・・一応牝犬としての記憶は残っているのだから標識書を消されている位でその点は問題無い。
だが愛歌は自身が牝犬になったにも関わらずその牝犬だった記憶だけ消えてその身体は牝犬のままどころか更に磨きをかけていたのだ。
つまり愛歌は記憶と身体のギャップが有り過ぎるのだ。
俺は先に一番夜叉ぐれているレナ姉か記憶と身体のギャップが有り過ぎる愛歌のどちらかを選択しなければならない。
俺はその二者選択を迫られた中愛歌とレナ姉の居る建物の入口に到着する。

「さあ龍太郎君入りたまえ」
「あっ・・・はい」

俺は校長先生の言われるがままに建物の中へと入って行く。
建物の中に入ると其処は機械を制御する部屋となっていた。
しかも制御室の左右にある壁はマジックミラーになっておりそれぞれ隣の部屋にはカプセルが一つずつ置いてある。
そのカプセルの中に愛歌とレナ姉が居ると言うだけで俺の気持ちは高ぶるばかりだ。
俺はその高ぶりを抑えながらも周りの様子を見渡す。
すると校長先生が

「二つを一片に出来ないので先にどちらにするか決めて欲しい」

と俺の予想通りに愛歌とレナ姉のどちらかの選択を迫ったのだ。
俺は建物に入った時に先に会うのを決めていた。

「すいません・・・先に愛歌の方を解放して会わせて下さい」

俺は校長先生の問にそう答えた。
校長先生は俺の答えに頭を縦に動かしては返答する。

「分かった・・・で老婆心ながら何故先に愛歌の方を選んだんか聞きたいのだが?」
「はい・・・この後愛歌とレナ姉に起こるであろう事を考えると愛歌には俺一人であった方がレナ姉の為にも良いと思ったからです」
「つまり玲那には龍太郎君と愛歌二人でと言う事か」
「はい・・・ぶっちゃけて言えば俺一人だと逆に収拾がつかないと思うのです」
「で龍太郎君と愛歌二人でと言う事か」
「そう言う事になりますね・・・だから先に愛歌の方を」
「そう言う事なら先にに愛歌から解放しよう」

校長先生はそう告げると愛歌を解放する為に機械の操作を始めた。
そして操作する事数分・・・
向かって左側のマジックミラー越しにカプセルが開くのが確認された。
漸く愛歌との再会が近づく。
やがてゆっくりと愛歌が身体を起こし上半身を露にする。
そして愛歌はキョトンとした表情で周りの様子を見渡すとゆっくりと足を床につけカプセルを座り込むような態勢になる。
俺は愛歌の様子をマジックミラー越しにじっと見続ける。
そんな俺の様子に校長先生は俺を見ながら質問した。

「何故すぐに会わないんだ?」
「ええ俺も愛歌の状態を確認したいのです・・・それにちょっとした好奇心も有りますしね」
「それはどう言う事かね?」
「愛歌の痴態ですよ!記憶と身体のギャップに愛歌の反応が男として見たいのです」
「成る程ね・・・」

俺はそう告げると校長先生と共に愛歌の見守り続ける。
すると愛歌の居る部屋の高性能集音マイクが愛歌の声を拾いあげる。

『はぁ・・・此処は何処なのよぉ』

どうやら愛歌はこの状況に考えている様だった。
そして愛歌は様子を見渡すと俺の方へと目を向ける。

「うわっ!愛歌が俺の方を見ている」
「龍太郎君!マジックミラーになっているから愛歌の方からは私達は見えずに大きな鏡で自身を見ているのです」
「ええ・・・それは分かってはいますが流石に目が合うとね」
「まあ分からないでも無いが」

校長先生がそうフォローすると俺と二人で引き続き愛歌を見守り続ける。
すると今度は愛歌が大きな声で叫びあげる。

『なっ!何で私は裸になっているの!それにこのおっぱい!明らかに大きくなっているし!しかも何で乳首にピアスまで付けられていてまるで変態がする様な事になっているじゃないのぉ!』

と牝犬の身体に変わり果てた自身の身体に愛歌は只々驚いているばかりであった。
そして更に自身の姿を確めようとカプセルから立ち上がる。

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