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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
官能リレー小説 - 学園物

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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 17

そんな俺の新たな先生を迎える話が決まった時に突然ノックが鳴り秘書風の牝奴隷犬が入って来て校長先生に書類を渡した。
校長先生は書類を見ると直ぐにサインをして秘書風の牝奴隷犬に渡す。
受け取った秘書風の牝奴隷犬は急いで部屋を出て言った。

「校長先生今のは?」
「ああ、龍太郎君には関係ないと言いたいが・・・あの一件を受けて制度の改正が行われる事になり明日から施行される」
「制度改正?」
「そう明日から調教師はあくまで牝犬を調教するためだけの存在となり牝犬と牝奴隷犬の所有は基本学園直属の所有となる」
「その・・・つまりどういう事ですか?」
「まあ事実上主人の二重構造の解消だ、つまりあくまで牝犬達の主人は調教師では無く目の前の主人である事の徹底が改正の趣旨だ」

そうこれで愛歌のような悲劇が多少減るであろう。
まあ調教師による調教がある限り依存の問題は解消されないだろうが。

「まあ話が脱線したが龍太郎君には二人を取り戻すためにいくつかの課題をクリアして貰う」
「はい」
「まずは龍太郎君が受けられる全ての科目を修得して貰う」
「全てですか?」
「それは廃棄物を個人所有出来るよりどころとなる」
「よりどころ?」
「まあ普通は廃棄物を持つ主人など居ないし所有の記述も『牝犬〇〇匹』しか載ってない」
「つまり普通は牝犬達しか持てない」
「そう但し全科目修得の際『限定解除』と言う記述なので廃棄物を持てる事も出来ると言う解釈だ」
「なるほど」
「で手続きはそれで終了だがこれでは『廃棄物を所有』しただけで『二人が戻って来た』事にはならない」

そう、あんなんでは意味がない。
愛歌とレナ姉さんが元の性格に戻って初めて戻って来た事になる。
「それに関しては私が既に手を打ってある」
校長先生はそう言うが表情は暗い。
「完全に元に戻るわけじゃないのですね」
「私も調教師だ・・・精神回復や君のペ○スへの依存とかは調教できる・・・しかし、君が望んだ形で戻せないのは覚悟してくれ・・・」
校長先生の言いたいことは何となく理解できる。
でも、2人が戻ってくるならそんな事は問題じゃない。
「さて、ここからは君と私の個人的な約束だ・・・」
そう言った校長先生は美和さんの頭を優しく撫でながらこう言った。
「私は全力で2人を回復させよう・・・君はこの美和を孕ましてやってくれ」
「えっ?!・・・えええええぇぇぇぇっっ!!!」
最愛の妻を俺に渡すだけでなく孕ませろなんて・・・
驚かない方がおかしい。
「彼女達を取り戻すまではこの屋敷に君は留まってもらうが、美和は必ず孕ましてやってほしいし、他の牝犬にも避妊はさせない・・・これは私の償いであり、君の試練でもある・・・」
そう言った校長先生は寂しく笑った。
その笑みには俺以上の覚悟があるように思えた。


「校長先生・・・」
「そしてこれは私の願望だが出来れば君には二人を取り戻して卒業した後も此処に残ってこの学園の為に働いてほしい・・・」
「でっ・・・でも俺は卒業したら・・・」
「そうか・・・悪かった・・・だが気が変わったら何時でも相談してくれ、君が残ればきっとこの学園も変わる・・・」
「はい・・・でも・・・」

俺は何故かきちんと断る事が出来なかった。
愛歌とレナ姉さんを取り戻し卒業したらこの学園を出る事が俺の目標のはず。
なのに明確な拒否が出来ないのは俺に何かしらの変化があったのか?

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