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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち
官能リレー小説 - 学園物

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犬学園<ワン学園>〜捕らわれし女たち 14

その時玲那先生はおもいっきり校長先生に逝かされた愛歌の下っ腹を蹴り入れた。
それも二度三度と…
そして怒り声で愛歌に怒鳴りつけた。

「あんた見損なったわ、龍太郎様との誓いは口先だけだったなんてその面見るのもヘドが出る一生廃棄犬で喘いでなさい」
「美園先生、そこまで言わなくとも私の責任なのだから」
「いいえわたくしは口先だけの牝犬は一番嫌いなのだからコイツは絶対許さない…」
「やめて!やめてよ玲那先生!!」

その後、俺は玲那先生を引き離すだけで手一杯だった。
校長先生も自分の不行き届きだったので俺の卒業は当初の予定に戻され10教科習得に戻された。
しかし愛歌は俺のそばから消えた。

愛歌が消えて、俺は全てがどうでもよくなり、何も夢も希望もなくなった。
そして、俺の愚息はあれ以来勃起しなくなった。
「んんっ、ああっ・・・わたくしが龍太郎様を立派なご主人様にしますからね・・・」
そう言ったこの女が俺の愚息を舐めるが、愚息は全く反応しない。
それに、愛歌を奪ったこの女が愚息舐める事すら煩わしかった。
そんな時、俺の部屋のドアがガラリと開き、複数の男が入ってきてこの女を取り押さえた。
「美園玲那っ!、校則第八十二条により、お前を教師から解任して廃棄処分とするっ!」
「待って!、待って!、わたくしは龍太郎様をちゃんと立ち直れさせれますからっ!」
そう言った女に、男達は容赦無かった。
「彼の勃起不全は貴様が原因!、そうなった以上校則第八十二条、主人を勃起不全にした牝犬は廃棄処分を適応するっ!」
女が俺の方を助けを求めるように見る。
俺の口からは乾いたカサカサの声でこんな言葉が出た。
「ザマアミロ・・・」
「龍太郎様ぁっ!!」
引きずられていく女を見ていると笑いが出てきた。

そう全て俺があの女を陥れる入念な計画をして実行したのだ。
しかしあの女の最後の言葉に耳を疑った。

「ありがとう・・・りゅうくん・・・これでまなちゃんの所に・・・行ける・・・」

俺はその言葉の意味など知るよしも無いし聞きたくも無かった。


翌朝・・・
俺は自分が何も知らないバカ野郎だと知った。

レナ姉さんの過去・・・

愛歌の苦労と裏切り・・・

そしてレナ姉さんの愛歌を守る為の俺への演技・・・

全てを知った俺が一番の愚か者だと知った。
レナ姉さんのご主人様だった人は在学中で事故死した事を・・・
その原因が同じご主人様の別の牝犬の裏切りが原因だった事・・・
故にそれがトラウマとなっていた事・・・
愛歌は俺も好きだがそれ以上に校長のテクニックに溺れていて本当は校長の元に居たかった事・・・
俺の行為では全然感じず演技していた事・・・
レナ姉さんは愛歌の意思を薄々気付いてた事・・・
だが愛歌がレナ姉さんのトラウマを知らず俺から別れるために校長と無茶な計画を組んだ事・・・

そして愛歌はレナ姉さんの事を知り己の愚かさを知り自ら廃棄物になった事・・・
レナ姉さんもその事を知り俺にわざとチ〇ポを起たせないテクと嫌われる行動に出た事・・・
そしてレナ姉さんは愛歌の元に行く為に俺の計画にわざとのった事・・・
それら二人の全ての行動は俺の為にとった行動・・・

俺は何も知らなかった。
無能・・・無知・・・自分勝手・・・

俺はもう自暴自棄になり全てのヤル気を無くしていた。
そのまま学園をドロップアウトしても叶わないとも思ってた。

1ヶ月後あの風景を見るまでは・・・

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