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目指せ独占! 爆乳女学院
官能リレー小説 - 学園物

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目指せ独占! 爆乳女学院 9


「くくく。今頃あいつは俺の事を考えながら強烈に疼く体を慰めている頃だろう」
杏里も寮へ帰させ、一人保健室のイスに座りながら月を見上げる俺。
ヘッドホンで聴かせた催眠は全部で五つ。
「綾瀬千雨にとって久遠亮は気になる相手」、「久遠亮が指を鳴らせば自動的に催眠状態になる」、「綾野千雨は実は淫乱で夜な夜な寮で久遠亮を妄想をしながらオナニーに耽る」、「妄想癖が激しく、常に男性に犯される事を妄想しながら生活する」、「以上の事は目覚めれば忘れているが、深層心理にしっかりと記憶されている」
それに加え、俺特性の催眠薬兼媚薬を注入したのだ。
自分が変わっている事を自覚しながらも、その真実に気がつかず性の快楽に溺れる。
「さぁ、俺の手のひらの上で淫らに踊ってくれ、綾野千雨」
月を見上げながら俺は獰猛な笑みを浮かべた。

あれから数日。
綾野千雨の日常は、朝のオナニーから始まるようになった。

「あああああああああ!!!!!!!・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・もう学校の時間だわ・・・行かなきゃ・・・」
千雨の全身は自慰によって汗で濡れており、彼女の下着は愛液でまるでオネショをしたように成っていた。
「・・・シャワー浴びなきゃ・・・」
千雨は浴室の扉を開けると、シャワーのノズルを捻る。
ジャー・・・・
「うう・・・私ってこんなエッチな子だったの?」
彼女はスッカリ習慣化した早朝のオナニーを思い出して、一人自己嫌悪に陥っていた。
「ヤッパリ認めるしか無いわね・・・私はあの男を好きに成っちゃったんだわ・・・」
千雨は心の中に保険医の久遠亮の顔を浮かべると。それだけで心臓の鼓動が、大きく成る。
その一方で久遠への嫌悪感も確かに彼女の中には、存在していた。
「マリアお姉さまにお別れを言わなきゃいけないのかしら?」
だが、マリアを慕う心もまた彼女の中で確かに存在する。
「酷い女ね・・・一度に何人もの人を好きに成るなんて・・・その癖杏里の事も完全には、忘れられてない・・・」
根が潔癖な彼女にとって、それは自分自身許せない事だった。千雨の瞳からシャワーのお湯に紛れて、一滴の涙が零れ落ちる。
「とにかくこのままじゃいけないわ・・・自分自身の心に決着を付けないと・・・」
千雨は改めて決意すると浴室を後にし、制服に着替え学校へと向かう。
だが、この日が綾野千雨にとって、地獄へあるいは天国へと落ちていく記念の日と成る事を、彼女はまだ知らなかった。
放課後、千雨は部活の仲間や顧問に言い訳をして一人保健室の前に来ていた。
「・・・」(でも・・・やっぱり認められない。私があんな男を好きになるなんて・・・此処は確かめなきゃ)
ドアの前、一人決意を硬くする千雨だが自分が彼の手のひらの上で踊っている事に今だ気づいていない。

ーーガララッ。
「おや、綾野くん。どうしたんだい?確か今部活の時間のはずだが・・・」
「えぇ。でも、今日は少し先生に用があるので休ませてもらいました」
「ほぉ・・・私に用が?」(くくく、自分の体の変化に気がついたか・・・。だが、ソレは予想範囲内だ)
予想通り、綾野千雨は俺がいる保健室へとやってきた。その表情は「お前に聞きたい事がある」と明確に出ている。
大方自分の変化の事を俺に聞きに来た口だろう。
「で、一体何を?」(だが、それでは少しつまらん。催眠の内容を変えるとしようか・・・)
「とぼけないで!“あの時”、私に何かしたんでしょう!!?一体なにをしたのよ!!」
「ふむ。何故君はそう思う?」(杏里に聞いたとおり鋭いようだが・・・まだまだ甘い)
「何って!!「パチン!」・・・・・」
食って掛かる勢いの彼女を、俺は指を鳴らし黙らせた。
「綾野くん今は部活の時間だろう?そんな恰好をしていてはダメじゃないか・・・スグに水着に着替えたまえ・・・」
彼女の眼は意思を失い従順に堪える。
「ハイ先生・・・」
「それに私は君の敬愛するご主人様なんだから、さっきみたいな言葉使いはダメだろう?」
「ハイ・・・申し訳ございません・・・ご主人様・・・」

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