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目指せ独占! 爆乳女学院
官能リレー小説 - 学園物

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目指せ独占! 爆乳女学院 8

さらに俺は第二条を用いていくつかの指令を与える。
「これで準備はOKだな・・・」
それから十分ほど経つと、千雨は目を覚ました。
「んん・・・ここは?」
「気が付いたかね?綾野くん」
「あ・・・久遠先生・・・わたしいったい?」
「君は昼休みに突然倒れたんだ・・・星野くんも心配していたよ・・・部活や委員会の活動を頑張るのは良いが、自分の体調管理もしっかりしたまえ」
「はい・・・どうもお手数掛けました・・・」
千雨は、薬の副作用で前後の記憶が、曖昧に成っている為。俺の言葉に疑問を感じる事無く頭を下げる。
「では、今日は帰って夜更かしをせず。早目に寝なさい」
「はい・・・失礼します・・・」
そう言うと千雨は、服装を整え保健室を出て行く。
「お大事に・・・ククク・・・もっともこれからが大変だろうがね・・・」
俺は千雨が眠っている間に命令したいくつかの指令を思い出して、含み笑いを漏らした。
 
その夜のことだった。
早めに床についた千雨は、突然「オナニーしたい!」という激しい欲望に襲われる。
「ああ熱いの!体が火照って我慢できないの!!」
彼女は自分の両手を胸とマンコに当てると、その場所を激しく弄る。
「あああ・・・どおして?私はマリアお姉さまが好きなのに・・・男なんて汚いのに・・・どおしてあいつの顔が浮かんでくるの?」
千雨は自分の心を訝しみながらも、発情した肉体を慰める。
「ああ・・・ごめんなさいマリアお姉さま・・・でも、気持ちイイの!!あいつの事考えながらオナニーする方が気持ちイイの!!」
(どうして?どうしてあいつの事が頭から離れないの?・・・まさかわたし・・・あの男に恋しちゃったんじゃ?)
千雨は必死でその答えを頭から追い出す。
(いいえ!!私が愛してるのは、マリアお姉さまダケよ!!あいつは杏里に恋人面してべたべたするから・・・私はあいが大っ嫌いなハズよ!!)
千雨は必死で自分にそう言い聞かせるが、それでも久遠の姿は、頭の中から去ってはくれない。
(ああ助けてマリアお姉さま・・・)
綾野千雨と星野杏里は幼い頃からの親友だった。心優しいが、その分引っ込み思案だった星野杏里を周りの子供たちから守るのが、千雨の役割だった。
その友情は、二人が成長し、聖マリン女学院の中等部生に成った頃。千雨の中で初恋へと変わっていった。
だが、千雨の恋心は彼女たちが同性であるという事で、始まる前に終わった。
もちろん千雨も一時は杏里に告白する事も考えたが、その事によって、二人の関係が壊れるかもしれないという恐怖が勝り、結局告白は出来なかった。
そんな彼女を救ったのが、聖マリン女学院高等部の修道女だったシスターマリアだった。
キリスト教徒である千雨は、ある日シスターマリアに自分が親友である星野杏里に同性でありながら恋をしてしまっている事を懺悔した。
彼女の懺悔を聞いたシスターマリアは、(彼女もレズビアンだったので)「人を愛する心に性別は関係ありません!!」と言い。千雨を彼女の愛で包み込んだ。(要するに食っちゃった)
こうして千雨は、星野杏里への初恋にピリオドを打ち。シスターマリアとの恋へ落ちて行った。
(ああ・・・助けて杏里・・・)
だが、千雨の心の中には、シスターマリアと関係を持った今でも、杏里への恋の残り火が燈っていた。
だからこそ彼女は、杏里が恋をしている。久遠亮(くどうあきら)を敵視したのだ。
にも拘らず、今彼女は恋人であるシスターマリアでも、初恋の相手である星野杏里でも無く。異性であり、ある意味恋敵である久遠亮を想ってオナニーを続けている。

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