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目指せ独占! 爆乳女学院
官能リレー小説 - 学園物

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目指せ独占! 爆乳女学院 31


くぐもった木製のドアの締まる音を背中に聞きながら、私は教会内にある自室へと早足で向かう。
先ほどの面会で穢れた目と耳、そして体全体を綺麗にするためだ。
「・・・・・」
質素な造りの廊下を抜け、その奥にあるのが私だけの神殿――特に目立った造りのない扉が私の目の前に佇んでいる。

「ふぅ・・・ほんっと、男と言う者は汚らわしい。 あの目、あの声、あの顔、あの体ッ! ああぁ! 思い出しただけで虫唾と吐き気がする!」
吐き捨てる様に叫びながら、私は神殿へと繋がる扉を乱雑に開ける。

乱雑に開けられた扉の先――目の前に広がる光景を見た瞬間、汚された身体の隅々が洗い流される感覚。そして、荒れに荒れていた心が癒される感覚に、私の口からは熱い吐息が零れ出る。
木製造りの室内にそれに見合うアンティークな家具と天井に吊るされているロウソクのシャンデリア。それが室内を淡く照らし出している。
「あッ、ご主人様! お待ちしておりました♪」
大人な雰囲気と何処か妖しい雰囲気が交じり合う室内。そんな室内に澄んだ声が私の耳を刺激する。
輝く美貌を持った一人の女子生徒が私を見るなり顔を歓喜でいっぱいにして抱きついてきた。
美しいエメラルドグリーンの瞳。形の良い唇に腰まであるサラサラとした純金を思わす長髪。起伏が激しい見事なスタイルは、フレンチメイド服に身を包み込んでいる。
「えぇ、ただいま。 アリカ、その服とても似合ってるわよ」
「あぁ・・・ご主人様・・・むぅ・・・んっ、は、あぁ・・・・・ん、んちゅ・・・・・んん、んむぅ・・・・んんぅ・・・」
「んっちゅぅ・・・・ちゅぱぁ・・・んちゅぅ・・・・んふ、んんう・・・・ん・・・」
我慢できなくなったのか、彼女は自分の方から唇を重ねてくる。勿論、私は拒む事はしない。
貪るように舌を絡ませ、唾液を交換し合う。甘く熱い吐息はどんなアルコールより私たちを酔わせ、唾液は極上のワインの様に美味だ。
「ん、ふぁ・・・・」
「ん、んふぅっ・・・あぁ・・・」
十分に彼女とのキスを堪能した私は唇を離す。まだしたりないのか「もっと」と言いたげな顔をする彼女。
顔を朱に染め、陶酔するその表情は、見る者全てに息を呑む程の「女」を感じさせる。
唇を離した事で、唾液が糸を引く。その唾液が彼女の胸元やその周囲を僅かに濡らした。
メイド服は彼女の持つ胸(Kカップ)を隠し切れずに、リボンがはち切れんばかりになっている。
そんな卑猥すぎる場所に滴った唾液。彼女の表情と相まってとてもイヤらしい光景だ。

「ちょっと、ちょっと! アリカ、何一人でご主人さまを独り占めしてんのよ! 私たちだって可愛がってもらいたいんだからね!」
そんな中、鈴の音を思わす声が横槍を入れる。チラリ、と後ろを見ればソコには三人の美少女たちが三者三様の顔で此方を見つめていて、その誰もが「嫉妬」を滲ませている。
「あらあら、ごめんなさい。 でも安心して・・・これから貴方達をいっぱい可愛がってあげるから・・・」
「あぁ・・・ん、ぁ、んんっ・・・んあぁ・・・」
メイド服の上から色々な箇所をソフトタッチで愛撫して、アリカの可愛らしい声をBGMに私は熱い視線を彼女たちに送る。
視線を受け、これから行われる事に期待にベットの上で待っている三人は顔をほころばせた。アリカと寄り添いながら、私はベットへと足を運ぶ。
途中、シスター服を脱ぎ捨て下着をも外す。既に限界まで硬くなった己の肉棒。
覆うものを失った肉棒は天に向かって起立しており、時折ピクピクと揺れ動いている。

「さぁ・・・お楽しみといきましょうか。 ねぇ? 私の可愛いペットたち」

「「「「はいっ! ご主人さま♪」」」」



あの使われなくなった保健室での乱交パーティーから三日目の水曜日。今日も今日とて俺はきっちりと仕事をこなしていた――まあ、表向きだがな。
ここに潜り込んで早二ヶ月。奴隷の人数は杏里たち四人だけ。まだ情報収集段階といえどそろそろ新たな奴隷が必要になってきた。
まだまだ情報収集段階であるのだが、俺の勘がアラームを鳴らしているのだ。――新たな奴隷を手に入れろ、と・・・。
(さて・・・どうする)
パソコンを操作する傍ら、俺の脳内では奴隷候補となる人物のリストを作り上げる。
(そろそろ若い奴じゃなくて俺と同年代の奴が欲しいな。 地位は低すぎず高すぎない・・・そして、校長とも関係がある・・・)
あれこれ考えながらも俺の指は間違う事無く仕事を着実に消化していった。

「お前たちに頼みがある」
「「「「・・・・・えっ?」」」」
時間は昼食を終えての昼休憩、ドアの外では生徒達の声が重なり合って雑音を生している。
そんな折、保健室に集まった奴隷達は皆いっせいに素っ頓狂な声を上げポカンとしていた。
「おい、なんだその顔は」
「だって・・・あんたから頼みごとされるなんて思わなかったから・・・」

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