スクール・デビル!! 7
特級悪魔は女であるがチ○コ持っているんだけど、特級同士はそれを使えないらしい。
なので、彼女達が子孫を残そうと思えば、特級以下の女悪魔を孕ませる事になる。
だけど、それじゃあ子供を自分自身で産めない。
生む方法は一つ・・・
男悪魔とセックスする事だ。
特級は処女膜を破った者に一生添い遂げる契約をするとか。
人間で言うところの結婚みたいなものだ。
だけど、特級の処女膜を破れる男悪魔は相当な実力がなければできないらしい。
俺レベルだとチ○コミンチが出来上がるだけだ。
そんな上級悪魔と特級悪魔が相思相愛なら何も問題はない。
しかそうでない場合は、襲って犯せ的な実に悪魔らしい事が許されているらしい。
だからあの時エリカ先輩が襲った相手はそう言う事のようだ。
俺は完全にとばっちりだった訳。
「でも、女の方が魔力強いのに勝てなくね?」
「ええ、特級が負ける事なんて殆どありませんが・・・」
俺の疑問に雪菜ちゃんは眉をひそめる。
実は魔力の差で遠中距離までは圧倒的に女悪魔が強いのだが、男悪魔はゴリゴリの近接型。
寄ってしまえば力でねじ伏せる事もあるらしい。
「上級の男悪魔となると、耐えて肉薄してくるのですよ・・・そうなると特級と言え不覚を取りかねません」
そして、勝負に負けてしまった場合は、悪魔界での出世は絶望的になる訳で・・・
それで下僕を増やして身を守るようにしていくらしい。
「正俊さんの場合、完全にイレギュラーでしたが・・・私たちにとっては弱点をカバーできる仲間が増えた事は結果的によかったんですよ」
つまり俺の役目のもう一つはエリカ先輩の護衛と言う事だ。
「俺って、そんなに強くなってるの?」
「悪魔レベルでは弱いです・・・でも人間レベルだと達人武道家レベルですね」
自分では自覚無いけど、さっきの雪菜ちゃんの俺を抱え上げた力から察するに、多分力がついてるのだろう。
そして、その護衛対象であるエリカ先輩はと言うと・・・
結衣ちゃんが既にダウンして、今は彩音先輩を貫いている。
上級らしい彩音先輩が身悶えして啼くのを聞いていると、この人本当に護衛が必要なのかと思ってしまった。
「とりあえず、結衣お姉さまを抱けるぐらいになれるまで、雪菜が正俊さんを育ててあげます!」
繋がったまま雪菜ちゃんがそう言うと、俺のおでこに軽くキス。
年下なんだけど、能力と言い背の高さといい負けてるからまぁいいかなこれでも・・・
「お手柔らかにね、オネーサン」
あえてそんな風に言ってみると、雪菜ちゃんも笑って俺に乳を押し付けてきた。
「じゃあ、お姉さんのおっぱい吸って大きくなりなさいよ」
大きさと言い柔らかさと言い極上。
まぁ、こんな女の子とエッチできるんだから良しとしないとね。
こうして俺の悪魔生活の第一歩が始まったのだった。
初体験のあの日から数日、俺の放課後は毎日雪菜ちゃんとの、セックスの時間になっていた。
相変わらず恐ろしいまでの快感に、文字通り死ぬ気で耐えながら搾り取られる、一方的な搾取的セックスだが、それでも初日よりは耐性がついて来た。
そして今日も俺は期待と恐怖を胸に、放課後の部室に顔を出した。
「ちわーっス!」
いつも通り挨拶をしながら部室のドアを開ける。
そこには既に全員が揃っていた。
「来たわね、正俊くん。」
「今日も雪菜ちゃんとアレですか、エリカ先輩!」
ちょっと浮かれ気味な俺は、フライング気味に聞いてしまう。
命がかかっていても、やっぱり美少女とのセックスは気持ちいいからな。
「今日無いわよ」
「そうっすか!……で早速準備を」
「無しよ今日は」
「えっ…………おぉうぅぅ」
俺は崩れるように床に膝を着く。
なぜ? 何で? 朝から楽しみにしてたのに、どうしてですか先輩!
あまりのショックに涙が出て来ちゃったよ……
「こら、そんな所に座らない!
今日はアナタに別の事して貰うんだから」
「へっ……別のこと?」
雪菜ちゃんとのセックスはお預けになったが、先輩が俺に頼み事があるようだ。
「ここ数日、雪菜とし続けたお陰でアナタの力も、そこそこ付いたわ」
「そこそこですか?」
「そうね、悪魔っぽい物からようやく最下級悪魔に成れて、安定したって所かしら?」
「ようやくですか……」
「あらあら大変ね」
彩音さんが楽しそうに笑う。
まだまだ先は長いようだ……
「と言う訳で、正俊くんアナタには下僕としての仕事を任せるわ」
「仕事ですか」
「そう悪魔としての大事なお仕事よ」
大事な仕事……一体どんなモノだろう。
俺は緊張しながら先輩の言葉を待つ。