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堕落の煙草
官能リレー小説 - 学園物

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堕落の煙草 8

とりあえず携帯を鞄からだそうと思い鞄を覗くと全て使い切り無くなったタバコがあった
(なんで?あれからいろいろ探してどこにも売って無かったのに)
思考を止めるといつのまにか美香はタバコを吸いと繁華街にいた
(ここ、ATMが言っていた金持ちの集まる繁華街じゃん)

タバコの自販機はタスポというのがないので購入できなかった。
コンビニは店員があからさまに疑ってくるので近所では買うことができなかった。
大人びた格好をするにも自分の持っている服は清楚なイメージな服しかなった。
そこでATMが携帯電話とメルアドと一緒に大目にくれたお金を持って繁華街へ服とタバコを買いに来ていた。
自分の今の服装が浮いているので行き違う人達から横目で見られている気がする。
次第に焦燥感にかられてくる。
(早く服を…そしてタバコを買わなくちゃ)
服屋を探し繁華街を歩いていた美香はとある店を見つけた
何の変哲もない店だが引き付けられる物があり店に入った

怪しげな店のドアを開けると店内も十分怪しげであった。
「うわっ何これ!?キモッ!」
と店に入るなり悪態をつく。
確かに店の中は薄暗く置いているものも悪趣味なものばかりだ。
「…フフッまた随分ね」
奥から店主らしい女性が現れた。黒いフードを被り顔までは伺えないが何故だか妙な雰囲気を漂わせていた。
(あれ?この声何処かで…?)
と首を傾げる美香だったが
「何かご用かしら?真面目そうなのにこんな時間に?」
「はぁ〜!?」
何故か『真面目』と言う一言に明らかに不機嫌な態度を示す。「…別にこんなキモい店キョーミねーし。」
と言うと店を後にしようと背を向ける。
「…あらあら。これが欲しいんじゃないの?」
その手には『Fall Smoking』と書かれた黒い箱が顔を覗かせていた。
「…!!?」
驚きを隠せない美香。
「まぁ初めてのお客さんだし、今日だけはサービスするわよ?」
と微笑む店主。
「えっ!?マジでぇ〜!」
と店主の手から奪うように取る。
「ありがとっ!」
お礼を言うと箱を開けタバコを吸う美香。
「ふぅ〜…うまっ!やっぱサイコー。」

「…中々美味しそうに吸うのね…。真面目そうなのに中々さまになってるわ」
そう言われ苛立ちながら振り向くと
「マジありえねーし!誰が真面目ちゃんだって!?ふざけんなよ!」
(なんか分かんねーけどマジムカつく)
とタバコをサービスしてもらったにも関わらずイラつきをあらわにする。
「あらそれはごめんなさい。でもその格好じゃね。」
まじまじと美香の姿を見ながらそう呟く。
「…!?」
確かにいかにも真面目そうな地味な制服姿だったため何も言えなくなる。
「あら図星だったかしら。あれだったら奥に服があるからどうかしら?失礼な事を言ったお礼に安くしとくわよ。」
そう言うと奥の方を指さす。
(…まぁ見るだけ見ようかな)
と奥へと足を踏み入れる。
「へぇ〜、結構いろいろあんじゃん!」
と驚きながら部屋の中の服を吟味する。
たくさんの服のほとんどが露出の多いいわゆる「ギャル服」だった。色は紫や黒などダークな色ばかりだが初めて見る「ギャル服」に興奮しながら選ぶ。
「これエロ〜い!あっこれもマジいぃじゃん!!」
と2時間ほど物色し選んだのは

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