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堕落の煙草
官能リレー小説 - 学園物

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堕落の煙草 1

この物語は真面目な女子高生たちが「堕落の煙草」によって淫乱なビッチギャルになっていく物語である。

「今日もやっと終わった〜」
校門の前で溜息まじりに美香は呟いた。
「帰って洗濯物取り込まないと」
そう言いながらいそいそと歩き出した美香。

彼女の名前は橋野美香(16)
円詰女子学園に通う女子高生である。
父は単身赴任中で母と2人暮らしの真面目な生徒ある。
成績も上の中、友人も多く
みんなが嫌がる事を率先して行うため周りの信頼も厚かった。
母は朝から夕方過ぎまでパートに出ており家事は美香の仕事である。

「あっ、今日スーパーの特売日だ」
と慌ててスーパーに向かう美香。
スーパーに向かう途中コンビニでたむろしている女子高生2人組を見かけた。
その見た目に美香は驚いた。
髪は茶髪 制服は着崩しスカートは極端に短い。胸元は下着が見えるほど開けており肌の色は黒かった。
化粧の方も他人が見ると嫌悪感を抱くほどの厚化粧。
昔いた「ヤマンバギャル」を彷彿させる。
さらに制服姿でありながらなんと煙草をふかしなが大声で喋っているではないか。

真面目な美香は一言文句を言ってやろうと彼女らに近づいていった。

「でさぁ、マジチョ〜ウケるくね?」
「マジだっせぇ。チョ〜ヤバっ…」

「ちょっと! あなたたち!!」
美香が怒鳴りこんだ。
「こんなところに座ってたら周りの人たちの邪魔になるでしょ!しかも高校生なのに煙草なんて…」
大きな声でまくし立てる美香だがヤマンバギャルたちは
「うざっ!」
「マジだりぃ」
など全く聞く耳を持たない。
「あぁ冷めた。行こ〜。」
そういうと2人は去り際に美香に向かって煙草の煙を吹き掛けた。
「げほっげほっ。何するのよ!」
火に油を注がれた美香だったが2人にケラケラと笑いながらその場を去っていった。
「ちょっと…、もう!本当あういう非常識な人たちて嫌い!」と嫌悪感に満ちた顔でつぶやたいた。
ふと見下ろすと先程のギャル達のタバコが落ちていた
「全く何がよくてこんな物吸っているのかしら」
まだ煙の出ている煙草を手にとる美香。
するとまるで意思があるかの様に煙が美香に向かって漂ってきた。
「あれ…何これ…いいにお…い」
煙に当てられたのかぼうっとする美香。
さっきまで嫌がっていた煙をまるで楽しむかの様に吸い込み始めたのだった。

ふと我に返ると隅の方に黒い箱が見えた。
「Fall Smoking?」
その箱に掛かれていた名前だった。中を確認するとなんと煙草の箱だったのだ。丁寧にもライターが入っていた。
「あっあの子たちの忘れ物!?」とコンビニの店員に預けようと拾ってみるとまたあの煙の香が漂い始めた。

すると頭の中が真っ白になり、まるで操られているかの様にその煙草の箱を鞄の中に入れていた。

「あっもうこんな時間!?早く買い物済まさないと」
腕時計を確認して慌てる美香。急いでスーパーに向かう。


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