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堕落の煙草
官能リレー小説 - 学園物

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堕落の煙草 48


 真「奈緒そろそろ練習終了時間だけどこの後空いてる?」
 奈緒「大丈夫だ用件は大体想像つくよ」
 真「話が早いな部員が帰ったらまた来る」 
 時間が過ぎ奈緒だけになった体育館に3人がやってきた。
 真「待たせたな泰子が愛はヤンキー、美咲はパンクにイメチェンさせたんで見てもらいたくてな」
 奈緒「まさか1日でこんなに変えるなんて泰子凄いな」
 真「アタシは的には、2人共ギャル系にしたかったんだけど泰子がアタシ達で生徒のギャル、ヤンキー、パンク変貌競争をやらせたくて2人はアタシと別なイメチェンだってさ」
 奈緒「そうか同部屋で全員ジャンルが違って大丈夫か?」
 真「大丈夫アタシらジャンルが違っても仲の良さは変えらんないしこの後も3人で深く繋がる予定だから」
 奈緒「ならいいぜお前らの変貌競争楽しみにしとくよ」
 真「任せなアタシが学園をギャルだらけにしてやる」
 愛「ウチのヤンキー軍団が先だ」
 美咲「アタイのパンクが負けるわけ無いだろ」
 3人共誰が多く変貌させるか言い合いながら部屋に帰っていった。
 愛はそのまままっすぐ部屋には帰らずに獲物を探しに街へと…「あいつから始めるか」あそこにいたのは眼鏡をかけた黒い長い髪が美しい竹内奈々。「奈々 おひさー」と品のない声で叫ぶ愛。「え 誰?」「なんだテメー親友の顔も忘れたのかよ」「まさか 愛 どうしたのその恰好は?」「いけてるでしょ!!テメーこそなんだそのダッセーなりはよ」「ちょっと付き合えよ」と奈々の手を無理やり引っ張りカラオケボックスへと入っていく。
 愛は部屋に入るなり、黒い煙草に火を点け煙を奈々に吹きかける。「ゲホゲホ 愛 煙草なんて吸うの?」「ああ たまんねーぜこいつはよ 奈々もすぐに吸うようになるさ 吸うか?」と煙草を差し出した。「いらないわよ」と奈々は答え、煙草を突き返した。
 「すぐにほしがるようになるさ」と言いながら愛は煙草を吸い続けた。あっという間に部屋の中は煙で満たされていった。奈々はすぐにでも帰りたかったが、なぜ愛がこんなに変貌したのかが気になっていた。
 しばらくすると奈々もすっかり煙になれ、部屋の煙も気にならなくなり始めていた。それどころか煙を吸うと気分が高揚していく気にさえなり始めていた。
 奈々「愛 一本くれよ」「だいぶ堕ちてきたわね」と言いながら黒い煙草を差し出す。奈々は黒い煙草を口に咥えると愛はその煙草に火をつけてあげた。「あー たまんねーな こいつは」と言いながら深々と紫煙を吐き出す奈々。奈々の眼は獲物を探す野獣のようにギラギラ輝き始め、言葉も下品な話し方に変わり始めてきた。
 奈々ははじめは愛がどうしてこんなに変わったか知りたくてついてきたのだったが、今ではそんなことどうでもよくなっていた。黒い煙草に火を点けて紫煙を吐き出すたびに理性とか正義感とかそういったものが出ていき、煙とともにもっと派手になりたい、煙草をもっと吸いたいといった欲望が入ってくるようだった。

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