堕落の煙草 46
15cmはあろうかというエナメルのテカテカしたニーハイロングブーツに網タイツを履き、エナメルのユニホームを着た泰子たちがバレーの練習をしていた。みんな髪を染めて派手な化粧をし、ユニホームからはみ出すほど目立つ刺青を入れジャラジャラとピアスをつけている。
体育館内は化粧の匂いとどきつい香水の香りと煙草の匂いが充満していた。
ママさんバレーというよりケバケババレーである。
泰子たちをを見た真は「ギンギンでいいきゃねえか」と目はますます輝き始めた。
泰子「そんなにアタイらギンギンかい?良かったらアタイ達のギンギン体験しないかい?バレーボールのサーブ打たせてやるよ?アンタなら素質ありそうだし…ギンギンになっちまいな!(そう言うと真に黒いラメ入りのバレーボールを渡した!)
真「いいのか?」と言ってボールを受け取りサーブを打ったものの所詮は素人。泰子たちから見ると全然ダメなサーブであった。泰子「全然ダメじゃねえか!!ま、いいさ しばらく練習すればそれなりになるさ うまくなったらユニホームもやるよ それより、そのダッセー服を何とかしな!!髪やメイクと全然マッチしてないぜ!!」
真「わかったぜ」といいその場を離れていくのだった。
泰子「待て!確か「真」って言ったよな!今よりもギンギンになりたかったらアタイの娘「美香」について行きな!オメェのセンコーの「奈緒」にギンギンっぽく振る舞うよう教えたのは「美香」だしな…まぁ頑張れ!ただ、アタイらの教えを受けたかったらバレーボールチームでもあるからバレーボールが出来ないとダメだな…練習と言っても初心者が練習方法なんか浮かばないよな!そこで宿題!アタイのバレーボールチームに入る必要はないが、入る気になったら入部テストを実施する。内容はこの黒いバレーボールをお前にもやるからマ●コとア●ルに収める事!ソレが出来たら入部させてやるから…以上!」
真「了解!勉強になったぜ!じゃぁ…」
奈緒「いつも悪いね…アタイも頑張ってるけど泰子さんと美香さんの力もないとギンギンな奴は産まれないからな…」
泰子「手伝ってやるからいつでも言いな!とりあえず、真のマ●コとア●ルにバレーボールが収まるよう特訓しておくように…」
奈緒「任せろ!穴にバレーボールを押し込むなんて朝飯前さ!」
奈緒と真は黒いバレーボールを手に帰って行った。
それから少しして学校の寮に着いた。
奈緒「着いたよそれにしても明日のクラスの連中反応が楽しみだなお前を見て同じ様に成りたいと思う奴は少なからず出て来るからそん時は手伝ってやりな」
真「そうだなでもその前に同部屋の愛と美咲もお香では満足しなくなってると思うし煙草を吸わせて私みたいになる様指導してやる」
そう言って寮に帰ろうとした時
奈緒「真忘れ物だ」
真は奈緒から袋を受け取り確認した中身は昨日着ていたセーラー服だった
真「こんな地味な制服着るのかよ」
奈緒「そう言うと思って手直ししてるから着てみな」
真が着てみると前のと違ってトップスは胸当てがなく、丈は短くへそが見え、スカートはパンツが見えるミニスカ、足元はルーズソックスにローファーなギャル制服に仕上がっていた。
真「前の奴よりはイケテルけど…」
奈緒「派手さは無いが学校内はそれで過ごしてくれ」
真「わかったよ」
そのまま真は愛と美咲の待つ部屋に帰っていった。