暴走気味の腰スイングは抽送のモーションに一々快感を覚えさせる真田膣に加速の一途を辿り、溢れ出る牝液を弾き飛ばす勢いで乾いた音を奏で続ける。

「あんんッ！あッ！奥ッ、凄いのぉ！せんせぇ！せんせえぇッ！」

真田の声は突き上げる度に弾んでいる。
小さな体に挿さる鉄槌を根元までねじ込まれて上がるその声は嬌声に他ならない。
男の俺が聞いても卑猥な真田の喘ぎ声は心底から快感を得る響きを宿し、周りの人間の劣情を煽るに十分な隈声だ。
ぐったりしていた川野が真田の声に誘い込まれ、俺の左側から寄りかかってくるまでそれ程時間を要さなかった。

「ボ、クにも……欲しい……」

指に弄ばれ達した余韻なのか、川野はピクンッと小さな震えを繰り返している。

「真田が終わってからだっ……」

収縮を繰り返す肉襞に肉棒を締め上げられ、真田も俺の言葉を肯定する。
口の方は甘え声を聞かせることで忙しいようだ。
腰を打ち付け、尻肉を波立てた衝撃は背筋を駆け上り、水色髪をうねらせる。
その伝播は真田の体に快感が広がっていくのを物語っているかのように淫蜜がどっと滲み出ていた。

「早くぅ……せんせ……ッ……」

川野は軽く前傾になると胸板に吸い付きだした。
しっかり唇を押し付け、優しい吸引で乳輪を持ち上げると、先端を舌で弾くように舐め上げてくる。
生暖かい中から鋭い快感が与えられ、俺は腰スイングを力強くせざるを得ない。
なるほど……早くイかせて代わってもらおうって魂胆か。
吸引を止め、つつくように乳首を愛でる川野。
確かに種汁沸騰を促すエロイイアクセントになっている。
そんな俺の興奮を嗅ぎ付けたかのように不敵な笑みを浮かべる加茂が右側から顔を寄せてきた。

「くはっ……」

加茂は右側の胸板をちろりと舐め上げると舌を覗かせて本格的に舐め始める。
片方ずつ別々に刺激される乳首に剛直がビクビク跳ね上がるも、真田の中は暴動を押さえ込むように更に収縮した。

「はぁぁッ！うぅぅッ……固いッよぉッ……せんせぇッあッ……ひゃん！」

締め上げてくる膣肉から真田が感じ取り、上気した顔を一層赤くさせる。
容赦ない突き上げに喉を反らして、快感に弾む体が肉襞をうねらせ、肉棒は気持ち良さに出入りを繰り返し……悪循環のような快感の連鎖で着実に極限へ向かっていた。

「せ…せんせっ！ボクも…また」

俺の愛棒に貫かれる真田。
その肉の快楽に打ち震える姿をしっかりと見つめ、その直ぐ横にしゃがみ込む川野。

ただ…普通のしゃがみ込み方とは少し違う。
程好く日焼けした細く引き締まった両腿をギュッと閉じた川野。

しかしその股の間には彼女の右手がしっかりと挟みこまれている。
一見、自分の秘部を隠すような仕草ではあるが。
そうでない事は、そのリズミカルに蠢く指先が物語っている。

更に左手もその小ブリの乳房を覆い包んでいる。
勿論、隠している訳でないようだ。

控え目ではあるが、もぞもぞと蠢かして

「はぅぅん……はやくぅッん……」

と火照った声で強請ってくる。
叱責する肉棒に真田の中は涙を流し、その様子にももらい泣きした川野の陰唇を自らの手で慰めているようだ。
しかしその優しさに涙は益々溢れ、拭う度に卑猥な音が洩れる。
それは俺の耳にも届いて腰を熱くさせた。

「はふぅぅん！あッあああッ！」

加熱した鉄槌に真田は目を閉じ、悩ましげに眉を歪める。
陰毛に絡み付くほど牝汁を吹き出し快感に責め苛まれている。
膣肉を収縮させて許しを乞うているようだが、俺は逆に噴火へと向かっていた。
加茂の舌が背中を押すように胸板を舐め回してくる。
しかも川野に至っては、慰める行為を見せ付けて応援してくる始末。
脚を開き、膝を立て、下の口から溢れ出てくる涎を中指で中へ押し返し、こね回している。
胸へ遣った手は力強く房を揉みしだき、先端を摘み上げていた。

「はあぁッ……んんッ！はあぅッ……」

自慰に身体を捩らせながら甘い声援を送り、期待に満ちた目で俺を見上げていた。

「あっ…あぁ…しょ…翔子ちゃん」

俺に貫かれ続けている真田も…。
川野の大胆なひとり遊びに気がついたようだ。

しかし…自分の性交を見つめられながら。
親友に自慰に耽られる気分とは…。
如何様な物なのだろう。

そんな考えにふっと気を取られてしまう俺。

えぇっ！？

真田と川野の次の行為が、そんな俺の疑問をひもとくヒントをくれた。
多少は度肝を抜かれたが…。

真田と川野のヤツら。
ねっとりしたくちづけを交わし出したのだ。