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先生教育委員会
官能リレー小説 - 学園物

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先生教育委員会 34


足りないには……足りないが。

俺は一旦ズボンを穿き直すとポケットからテッィシュの包みをゴソゴソと取り出す。

二、三枚手にすると。
川野の尻にこびりついた俺の欲望の果てを拭き取る。

拭き取りながら……。

「しかし……川野、この日焼け痕は随分と際どくないか?」

これは全くの言い掛かりだったが。

「ゴ……ゴメン……なさい」

川野は簡単に俺の言葉に乗ってきた。
謝るって事は認めるって事だよな。
つまりは体罰して下さいって事か。

「よし!川野……水着のチェックもしておくか」


川野の首がガクッと下がった。
頷いている様だ。

「川野、水着は何処にある?」

「ブ……部室……」

川野の声……更なる体罰への期待に震えているな。

「真田……おまえは此処で休んでいなさい」

俺は優しく真田に告げ……川野のスカートのみを直す。

「いくぞ……」

川野を立たせると、その震える肩をそっと抱き寄せた。



水泳部の部室はプールの脇にあった。

俺はその部室の建物の陰に身を潜めて川野を待った。

プールからは他の水泳部員たちの上げる黄色い声や水の音が聞こえてくる。

プールサイドに掛けてあった部室の鍵を持って川野が戻ってきた。

下着を着けずに人前に出たせいか。
次の体罰に思いを馳せているせか。
その両頬は真っ赤に染まり……熱に浮かされる様にその両目は潤んでいた。

「大丈夫なのか?」

「ブ……部活が終わるまでは……誰も来ない……よ」

川野は恥ずかしそうに目を伏せた。

そして、俺と川野は部室に潜り込んだ。


「………」

俺の前で水着を手にした川野。
いざとなると込み上げる恥ずかしさに耐えかねている様だ。

だがグズグズしている時間はないからなぁ。


「着替えなさい」

俺の言葉に驚いた様に顔を上げる川野。
さっきはもっと恥ずかしい思いをしているはずなのに……。

それだけ水泳には真摯な気持ちで取り組んでいる。
……と言う事なのか?

いい事だ。
体罰と同時に褒めてやる必要もあるかな。

どっちにしても早く着替えないとお話にならん。

「どうした?これは水着のチェックなんだぞ!」

いつまでも川野の戸惑いに付き合いきれない俺は……若干、声を荒げた。

慌てた様な川野の手が、己の胸のリボンにかかった。

よし……いい子だ。

踏ん切りをつけた様に制服を脱いでゆく川野。

細いが筋肉がよく締まった肩やウエストが剥き出しになってゆく。

そして……顕になったブラはショーツと同じ黒であった。

そのブラを若干、震える手で外してゆく。

然程、大きくはないが張りのある乳房も顕になった。

その眺め……口の奥に生唾が沸き上がってくる。

そんな俺の目の前でスカートを着けたままの川野が……濃紺の競泳用の水着に脚を通した。

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