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先生教育委員会
官能リレー小説 - 学園物

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先生教育委員会 31


「ほら?濡れてるだろ?」

花びらを解すようにこね回すと、僅かに卑猥な音が立つ。

ニチッ……ネチッ……そんな、粘り気を彷彿させる音色が。

「っ……」

川野は俺の言った通りに顔を近付けつつも、視線は逃げるように横へ流していた。

ふん……まぁいいさ。
事実は変わらないんだからな。

「ああッ……ひぁッ……」

相変わらず真田の中は狭いなぁ。

腹の方から忍ばせた指を埋め込みながら、あの日と同じ感想が脳裏を過ぎっていく。

「ほぉら……ずっぽり根元まで入ったぞ?」

中指一本を抱き締める真田の中。

「ひゃんっ!」

押し広げるようにクルリと一周させると、真田の背筋がゾクゾクっと震え上がる。

「川野?見えるか?」

「あっ……ひぅぅッ!んぁ…」

弾む嬌声が気になるのだろう。
真田の中を掻き回す度に川野は視線をよこし、直ぐに逃がす。

「んはぁッ、ぁっ……んんんッ!」

上下動かして蜜を掻きだしてやると、真田の声の様子が変わった。

「聞こえるか?」

ぐちゅぐちゅ響く水音と艶めかしい真田の嬌声。
目線を背けても川野の耳には入っているはずだ。


だが……川野は俺の問い掛けには答えない。
下唇を噛んで、眉間のシワが一層深くなっている。

ん?

スカートの裾をギュッと握る手が、小刻みに震えている。

教室では活発で男勝りの川野。
その川野もこんな顔をするのか。

楽しい。
女の子をいじめるのは、なんて楽しいんだ。

「どうした?川野……聞こえてるのか?」

まだ川野は答えない。

「どうなんだ?それとも……おまえもして欲しいのか?」

ハッとした視線を俺に向ける川野。
すがる様な眼差し。
そして何か言いたげな唇は小刻みに震えている。

間違いな。
俺も教師の端くれだ……可愛い教え子の背中を押してやるか。

「ほら……らしくないぞ、川野。はっきり言ってみろ」

ん〜ん、何とも教師らしい台詞だ。
俺は真田の中をいじりながら悦に入っていると。

「んはぁぁぁ!ああん!」

真田の嬌声。
まるで肯定しているみたいだ。

そして川野だ。

「せ……せん……せー……」

か細い声が川野の口から漏れてきた。

「なんだ?」

自分でもびっくりする程、俺の声は優しい。

「ボ……ボク……ボクにも……」

身震いしながら言葉を絞り出す川野。
しかし、俺の声色が暖かかったせいか、蕩けた瞳で続きを紡ぎ出す。

「ボクにも……して……」

うっ……川野っ……。
普段は見せないような可愛らしさが俺のアソコに響いてくるっ!

「じ、自分でパンツを脱いで、真田と同じ様にしてごらん?」

口調は柔らかいが、胸中はどす黒い。
真田の横で言う通りに尻を突き出す川野。
拾い上げた黒いパンツには、しっかりシミが広がっている。

「真田っ。これは何だろうな?」

川野のパンツを裏返し、真田の前の机におく。

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