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先生教育委員会
官能リレー小説 - 学園物

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先生教育委員会 11

しかも、真田の中は何かを求めるように締め付けてくる。

「『そ、そんなっ時は体を……解すように、動かしてっ、ください……』」

確信犯だろっ。

真田のお言葉に甘え、根元までずっぽり埋めた中指を曲げてみようか?

「『あぁッ……そう言えば・・・』」

解すんだったな?
確かに、よく解さないとキツキツだ。
指の腹を、よぉく擦り付けて……上面、側面、下側も……掻き回すか。

「『ああぁッ! 待ってたょ……ねっ! 曲っ! きっ、曲の方ぉっ……イっちゃうよぉお!』」

イっちゃうか。

左腕を伸ばして……ポチっとな。
んでもってBGMのデッキを一時停止。
若干音が被ったけど、まぁいいか。
なんせ右手は仕事中だからな。

「あッ!せんせっ!イクッ!イクぅんん!」

我慢してたのか、真田はマイクのスイッチを切った途端そう叫び、脚をガクガク震わせていた。

「イっちゃったな」

背後から覆い被さるように腕を回し、中を解していた指を目の前で見せ付ける。

「ゃ……ダメぇ……」

ついでに押し付けた興奮に、真田は甘い吐息を絡めた。

「何がダメなんだ?」

こっちはオッケーだってのにっ。
お前だってそうだろ?
俺のを挟んでる太腿が、指と同じくらいヌルヌルになってるじゃないか。

「だっ……て……先っ生と、生徒……なんですっ、よぉ……?」

先生と生徒……。
真田の言葉は理性に働きかけ、それと一緒に更なる興奮を煽った。
落ち着けば落ち着くほど、腰の動きが速くなってしまう。

「真田っ……」

細い太腿に挟まれたイチモツ。
ヌメヌメに圧迫され、こみ上げてくるのがわかる。

「せ……ぁっ、せんせぇっ……んっ……」

それ以上を拒む真田が更に腿で締め付ける。

「さっ、さなだっ……くっ!」

気付けば、ラスサビを流し終えた曲がフェードアウトを始めている。

「『た、楽しんで、くれたかな……?き、今日の、お相手は、ののタン、でしたっ』」

マイクのスイッチを入れた真田は、静寂をバックにそう告げた。
息も絶え絶えに、俺がぶちまけてしまった欲望を内腿で擦り合わせながら……。



「ランデヴーを噛み締めているのかい?」

昼休みの出来事を思い返していると、あのウザイ声が耳元に降ってきた。

「いいねぇいいねぇ。羨ましい限りだよ」

「俺が嬉しそうにニヤニヤしてるように見えるか?」

「いいや?」

オマエな……。

「なんて言うのかなぁ……見た目を変えてもあまり意味がないんだねぇ」

意味がない……。
妙にズシンと響くな……。

「無理しないで帰っておいでよ。我慢は毒だしさぁ」

…………いや、それはできない。
実際、真田に体罰を下した今となっては……。

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