アタシはそう言いながら、二人のセックスから目が離せなくなってる雄治くんを優しく愛撫してあげる。

雄治くんはもう泣きそうな表情で、男としての敗北感がありありと見えてるわ。

「あひゃっ！、ああっ！、ああぁーっ！！・・・私っ！、私っ！、薫くんのチ○ポ中毒なっちゃったよぉーっ！！・・・薫くんのチ○ポズコズコされてっ！、もう駄目になっちゃうぅーっ！！」

最初は愛のあるエッチを見せなきゃと言う意識あったのだろうけど、もうすっかり只のメスね千穂ちゃん。

でも、それでいいんだよ。

「うんっ！、駄目になって！、駄目になっちゃって！！・・・僕はっ！、僕は千穂ちゃん好きだからっ！！」

「好きっ！、私も好きぃーっ！！・・・だからっ！、だから膣でっ！、膣で精液ぶちまけてぇーっ！！！」

クライマックスに向けて声を合わせる二人。

アタシも感じてきちゃう。



「「イク〜！！」」

グイッとオチ○ポを目一杯突き刺し果てる薫くん。

勢いのある薫くんの射精を膣で感じトリップしちゃう千穂ちゃん。

精魂尽き果てた二人はもうピクリとも動かない。

「うっ‥うぅ‥」

そんな二人を見て涙を流す雄治くん。

「知らなかった‥本当に満足した女子はあんなに幸せそうな顔をするんだな」

千穂ちゃんの顔は汗や精子でメチャクチャなのに幸せそうなその表情はとても美しいものだった。

「そうよ、男の子のホントの魅力はオチ○ポじゃないわ。
ユージの1/3も無い薫くんのオチ○ポだって愛しく想えばあんなに感じちゃうの」

「ありがとな。
オレ、アイツらに襲われたときにチ○コを誉められて勘違いしてたよ。
セックスをわかってなかった‥
アユミ、本当にありがとう」

そう言うと雄治くんは部屋を飛び出した。

「あれ？」

このまま、雄治くんと本当のセックスって流れじゃないの？　

「アサミ〜」

「ユージ！」

隣の乱交部屋から聞こえる二人の声。

「あ〜あ、ご褒美はまた今度かな？」


アタシはちょっと残念だったけど、これで無事解決だと思うわ。


・・・結局、ラブラブセックスの目覚めた雄治くんは麻美ちゃん一筋になっちゃって、この乱交状態も主人だった雄治くんを失って解消方向に。

何人かの男女はアタシや千穂ちゃん、そして薫くんが仲を取り持つ形でカップルになったり、薫くんにヤリ込まれたあの３バカギャルはちゃんとした恋愛しようとここから出て行ったの。

多少の変化はあるけど、まあこれで概ね平穏に戻ったわ。

変化の一つがクラスの雰囲気。

割と男女の垣根が取り払われたのは、あの乱交参加の子達がそれぞれを理解したからかな。

雄治くんの傍若無人ぶりが鳴りを潜めた代わりに、男子では薫くんが一目置かれてレジェンド的扱いを受けてるみたい。

その薫くんは女子からも概ね好評と言うか・・・

乱交参加してた子は相当親しくしてるし、割と自分を素直に出すようになった薫くんの態度に参加してない子からも親しく話してるみたい。

特に感覚が女の子な薫くんは、ガールズトークも違和感なく喋れるし、女の子達も同性であるように喋れるから、今は女の子の輪の中にいる事が多いみたい。


それと、千穂ちゃんも真面目な委員長からかなりくだけた感じで、女の子の輪の中で楽しそうにしてるわ。

ちょっとしたエッチトークすら見せる千穂ちゃんに、知らない子は戸惑ってたみたいだけどそのうち違和感なくなったみたいね。

男女分け隔てなくエッチトークできる環境はアタシにとってはいい環境だわ。

ちょっと毎日の他愛の無い教室が楽しいわ。

そして、かく言うアタシは男の子との会話が増えたかな。

雄治くんや乱交参加の男の子なんか、アタシをエッチの対象と見るより師匠みたいな感じなのはアレだけどね。

「もうすぐ体育祭だよなー」

「そうだなー・・・藤川は何か出るのか？」

最近の男子の話題は体育祭の事。

やっぱり男の子ってこうじゃなきゃね。

「うーん・・・アタシ、どうなんだろ・・・」

実はアタシの体格だから女子としては抜きん出たスペックな訳で、小学生の時は何してもぶっちぎりだから男子の組でやったっけ。


中学になってどうなるか分からないけど、体力測定の結果見る限りじゃあ女子だとぶっちぎりだし、男子相手でもそう負けないかな。

まだ競技を決めるまでに時間があるからどうするか考える時間はあるわね。

そして、体育祭の後は校外学習とか文化祭とか秋はイベントが目白押しね。

そんな事を考えるだけでもウキウキしちゃうわ。


そんな他愛の無い会話を楽しんで放課後。

アタシは千穂ちゃんと薫くんとで、あのカラオケボックスへ・・・

雄治くんは来なくなったし、カップルになった男女も来なくなったけど、３人程女子があぶれてる状態。

まあ、彼女達が恋人作るまでアタシ達がお相手って感じね。