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痴女子中学生 アユミ
官能リレー小説 - 学園物

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痴女子中学生 アユミ 19

薫が涙を流すと、

「泣くほど嬉しいか。」

花子は薫の涙を舐め取る。

「ウチにも頂戴。」

朱美も薫の涙を舐め取る。

「しょうがないな……あんっ……涙は朱美にやるか。」

花子は少しではあるが快感を得ている。

「お姉さんにも頂戴ね。」

睦美も薫の涙を舐め取った。

「うっうう…誰か…助けて!!」
しかし、薫の涙はふき取っても涙は消えなかった。
「皆さ〜ん、なに薫くんをいじめてるんですか〜」
「アッアユミちゃん。」
「「「え…だれっ…」」」
アユミが出て来ると薫は泣き止み朱美たちは見ず知らずのアユミの登場にびびってしまった。
一方のアユミは表情は笑っているが、口調は何処となく冷たい感じがした。

愛結美は薫が3人にからまれているのをたまたま、廊下から見ていたのだった…

メールや携帯で連絡を取ろうとしても返事が来ないので、イヤな予感がしたので薫のカバンに隠し入れておいたGPSのおかげでここにたどり着いたのだ。

「裏切り者…」



愛結美は別の時間を生きるかのように自分一人が大人びていくなか、最後まで変わらず接してくれた薫に言葉にできないほどの信頼をおいていた。

愛とか恋とかそんなものではなく、まるで自分の分身のようにすら思っていた…

薫が、愛結美の前で全てをさらしてくれるから、愛結美もまた薫に全てを見せてきた…

そんな薫が、自分をおいて大人になってしまったのだ…

もちろん愛結美も本心で言った訳ではない、状況を見て薫が襲われているのもわかっている。

「なに?薫くんのカノジョ?ゴメンね食べちゃった〜」

「なんか、しらけたから帰るけど、喋ったらわかるよね」

3人は薫を携帯で写真を撮ると着替えを済ませて出ていってしまった…

「アユミちゃん…」

「カオル…ゴメン…混乱しちゃってワケわかんないや…って、カオルの方がヒドイ目あってるのにホントゴメン」

「いいよ、ヒドイ目ならいつもアユミちゃんにあわされてるから」

「バカ…」

意外なところで薫の男らしさを感じた愛結美。

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