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痴女子中学生 アユミ
官能リレー小説 - 学園物

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痴女子中学生 アユミ 155

「くぅぅぅぅ…」

これでもかってくらいに両肩を落として。
いかにもガックシ…ってポーズを取る良介さん。
感情表現が豊かなとこ、確かに魅力的だよね。

ツンツン…ツンツン。

「ひぃ!なに!?」

またアタシの脇腹を薫くんがツンツンしてきた。
ビクってしているアタシに向かって…。

「ご〜はぁん!」

薫くんは唇を尖らせてお腹を抱えている。
そぅだった…ご飯だ。

ひとまずは腹ごしらえ。
アタシたちは出店の屋台を目指してまっしぐら。

「あいよ…お好み焼き…六個でやんすね」

結局…セクシープロマイドって言葉に釣られた良介さん。

アタシたちのお昼はヤンキーお姉さんのお好み焼きとなったけど…。

良介さん…帰ったら恵お姉ちゃんにとっちめられるんだろうな。

なんて考えてたら…。

金髪のお姉さんの方がジュースをサービスしてくれた。

「ありがとう!おばさん」

「お…ばっ!」

わっ!ばか!

素直過ぎる感謝の言葉を口にした薫くん。

アタシのフォローで事なきを得たけど。
この辺のデリカシーのなさは流石、男の子って感じ。


「アユミちゃん、やるからには本気だからね!」

恵お姉ちゃんはすっかりやる気満々。

「そうだよね、たくさん試合に出ないとね」

アタシも負けてられない。

「そういう事だから、コレ半分あげるね」

食べ過ぎでお腹ポッコリなんてミスはできない…

せっかくの美味しいお好み焼きだったけど、薫くんに半分あげて恵お姉ちゃんと作戦会議。



バレーボールは体育の授業で6人制のをやったことがある程度だけ。

恵お姉ちゃんも同じ感じみたいで、作戦って言ってもあまり専門的な事は分からないし焼き付け刃では多分策に溺れる事になるだろう…



「レディースアーンドジェントルメ〜ン、お待たせしました、ビーチクイーンカップ…開始ダゼ〜」

胡散臭さ全開のエセDJの進行で始まった。



参加チームは8つで、ネットも低めになってたりとルールもユルめになってる。

アタシ達は控え室で他のチームの試合を見ながら出番を待つ。



「さ〜て、次は第3試合ダゼ〜!まずは、今大会1のセクシーペア、チーム『ツインタワー』ダゼ〜」

エセDJの紹介でアタシ達はコートに入る。

「なんなのよ、ツインタワーって…リョウくんったら、あとでシメてやらなきゃ」

「ホントだよね。もっとカワイイ名前とかあるよね」
アタシ達は小声で文句を零しながら真ん中へ…

「「うぉぉぉ!」」

セクシーポーズを決めると同時に沸き上がる歓声にアタシは背中がゾクゾクする。


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